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カテゴリ:読書レビュー
やっと村上春樹を読み始めて、彼のことを調べているが、
彼が団塊の世代であるということを初めて知った。 68年に大学に入学しているので、まさに学園闘争の只中で ある。 彼の小説は、「トニー滝谷」と「氷男」しか読んでいないので、 速断は禁物かも知れないが、様々な書評などから推定するに 彼の作品のキーワードは「孤独」と「喪失」であろう。 それは、68年前後の全共闘の熱気と70年代に入っての 退潮と連合赤軍事件という決定的な事件を体験する中で 生まれてきたものであろう。 全共闘の時代に活躍した作家として五木寛之がいるが、 彼の作品と通じるものがあると思う。 五木寛之の短編「白夜の終り」(「幻の女」所収)は村上作品に 最も近いのではなかろうか。 ネットで村上春樹のことを調べると、 「『問題は一つ。コミュニケーションがないんだ!』'68の映画群から」 という映画評を学生時代に書いている。 これは是非、読んでみたい。 どれかに収録されていないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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