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2010年10月18日
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「午前十時の映画祭」で「スタンド・バイ・ミー」を見る。
十代の少年たちの小さな、しかし、彼らにとって大きな冒険
旅行を描いた内容である。
その過程での彼らのおしゃべりがほとんどであり、その点で
はエリック・ロメール作品によく似ている。
ロメール作品には、ある捻りがあって、それが魅力なのであ
るが、この作品にもひとつの捻りが感じられる。
それは彼らの目的である「死体」が、その後の展開には何も
機能していないことと、「悪役」の存在もほとんど機能して
いないのである。
そもそもこのドラマは誰が何を語っているのか?
中年になって作家になったコーディが、十代の頃を思い出し
ながら語っているのではないかと思われがちであるが、エン
ドタイトルでリチャード・ドレイファスが演じているのは、
単に「作家:The writer」としか表示されていない。
コーディかどうかは定かではない。

この映画は実は外見と内実が乖離しているのではなかろうか?
古典的なハリウッド娯楽映画の様相を呈しながら、実は、
それを裏切っているのではなかろうか?

そんなことを考えさせて、初見のとき以上に実に面白い
体験をさせてくれた。






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最終更新日  2010年10月19日 15時19分36秒
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