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2006.03.18
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カテゴリ:映画 シ




あらすじ
深い山間の湖に浮かぶ小さな庵。
穏やかに年月を過ごす幼子と彼を見守る老僧が
二人で暮らしている。
無邪気な子供が成長し、少年から青年、中年
そして壮年期へといたる
波瀾に富んだ人生の旅程が、 水上の庵の
美しい季節のなかに描かれる。


感想
全米、ヨーロッパで大ヒットを記録したキム・ギドク監督作品。
人の人生を季節になぞらえて描いている映画。
主人公の青年期を演じた俳優だけが、ずば抜けて男前なので
彼だけは同一人物には見えないのが残念である。
壮年期の主人公は、監督自らが演じた。
映画監督とは思えないアクションを披露している。


湖上に浮かんだ寺は、『魚と寝る女』を連想させた。
あの映画同様に、動物虐待のシーンもありましたね。
舞台となった周王山国立公園の移り行く四季の美しい映像が
この映画の見所の1つと言えるだろう。
この監督の作品は、露骨に判り易過ぎる部分があるかと思えば
理解不可能な所があると、私には感じる。
主人公の人生を通して、仏教的教訓を描いている
映画なんでしょうね。

「春」だけ観ると古い時代かと思ったが
現代を舞台にした話でした。
湖上の寺が象徴するように、浮世離れした世界で展開しつつ
それ故にシンプルに人の一生が描かれ、それは時代を超越し
四季のように繰り返されてきたと、この映画は
語っていると感じました。


『春夏秋冬そして春』公式サイト


ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。


舟が1隻しかないのに不思議だったが
和尚は超能力者だったのか!

「欲望は執着を生み、 執着は殺意を生む」

の預言者めいた言葉も納得。
この言葉自体は納得出来るのだが、実際
そうなってしまうのは、出来過ぎた話とも感じてしまう(^_^;)


何故、猫の尻尾で文字を書いたのかが分からない。
猫の尻尾では奇麗に書ける筈も無く、実際は
筆で書いているのはミエミエだった(^_^;)
映像とメッセージを重要視する監督なんだな。

一見無意味な扉や、顔に「閉」の紙を貼る非効率な自殺方法
顔に布を巻いた女性など奇異に見える場面の数々は
そういう意図で撮られたのでしょうね。

日本人にとっては余りに呑気な刑事に見える事も含めて
もしかしたら、韓国人にとっては当然の場面かもしれないが。

欧米人ぐらいになると、東洋の神秘で片付けそうだな(笑)





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Last updated  2010.05.11 09:20:10


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