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カテゴリ:映画 セ
あらすじ 昏睡状態から目覚めたものの、左目のまぶた以外を動かすことが できないジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。 意識は、はっきりしているにもかかわらず、言葉を発することが できない彼に、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)は まばたきでコミュニケーションを取る方法を教える・・・。 感想 まばたき 20万回 の結晶 唯一動くのは、左の瞼だけ となってしまった男が、まばたきでの コミュニケーションで、本を書き上げた 実話の映画化 同じく実話物で、アカデミー外国語映画賞に輝いた 『海を飛ぶ夢』の首から下が動かない主人公でさえ 不自由だなと思ったけど、今回の主人公は 話せない、食べれない そんなん 絶対嫌や ただ、身動きできない彼を手助けするのは 『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』 のエマニュエル・セニエ 『ミュンヘン』のマリ=ジョゼ・クローズ 『愛されるために、ここにいる』のアンヌ・コンシニ 『夜になるまえに』のオラツ・ロペス・ヘルメンディア 美女ぞろい ハーレム状態で、少し羨ましかった 究極の難病ものって感じの作品ですが 意外な事に、あまり暗い雰囲気ではなく 全編、ユーモアに満ちている 大げさに、悲劇的な描き方をしなくても ユーモアの中から、哀しみ等が十分伝わってきた 監督は『バスキア』のジュリアン・シュナーベル。 主人公を演じたのは、『キングス&クイーン』の マチュー・アマルリック。 この役は当初、ジョニー・デップが予定されてたが スケジュールの関係で実現しなかった。 マチュー・アマルリックだから、台詞が英語から お洒落なフランス語に変更された訳やし 結果的には、良かったんちゃうかな この役のおかげか、彼は日本公開来年1月の 『007/慰めの報酬』に出演しており これから、観る機会が増えそうだ。 キャストは他に、マックス・フォン・シドー 『マンダレイ』のイザック・ド・バンコレ 『レディ・チャタレー』のマリナ・ハンズ 『愛されるために、ここにいる』のパトリック・シェネ 『恋愛睡眠のすすめ』のエマ・ドゥ・コーヌ。 そして、ヴァンサン・カッセルの父親 モニカ・ベルッチの義父でもあり フランスを代表する名優の ジャン=ピエール・カッセル 彼の遺作でもある。 『潜水服は蝶の夢を見る』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 最初の方は、ぼやけていたり 見える右目の瞼を縫い付けられたり 主人公の視点で撮られていたので まるで疑似体験みたいで、面白かった。 絶望的な状況に置かれながら、それ等に対し 主人公がユーモアたっぷりのツッコミを入れるのが 笑えたので、退屈せずに観る事が出来たな。 チャンネル替えれないって、辛いよね(笑) 『海を飛ぶ夢』も、そうだったが ああいう状態になると、想像力が救いになるねんな。 ただ、この2作品の主人公は正反対だけど。 将来に希望を抱きながらも、亡くなったジャン=ドー。 将来を悲観し、自ら命を絶ったラモン。 あの状態が長引けば、ジャン=ドーも ラモンみたいな考えに変わるのかもしれないが 「死にたい」と言って、怒らしてしまったアンリエットに 次の時には「ありがとう」と言って感激させ 女って単純だなと、ほくそ笑む ジャン=ドーみたいな生き様の方が憧れるよな。 それにしても、あんな状態になっても エロ心って、失わないもんやねんな。 男って生き物は、凄いのやら凄くないのやら(笑) 楽天以外の方は コメントにURLをお忘れなく♪ TBは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.11 16:52:59
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