|
|
|
2009.10.01
テーマ：ＴＶで観た映画(3799)
カテゴリ：映画 セ
 あらすじ 坂口（豊川悦司）は一家惨殺事件の犯人として 自ら名乗りを上げ、テレビの生中継で自身の 逮捕劇を放映させた。 そのニュースを見ていたＯＬの京子（小池栄子）は 坂口がカメラに向かって、ほほ笑んだのを 目の当たりにした瞬間、自分たちは同類だと直感する・・・。 感想 キネマ旬報ベスト１０第９位 日本プロフェッショナル大賞では 作品賞に選ばれた映画。 そして、主演の小池栄子  は、高崎映画祭ヨコハマ映画祭他で、主演女優賞に輝いて 乳がデカイ だけではない 事を世に知らしめた  殺人犯に 恋をする  という話で、同じく昨年ほぼ同時期に 日本では公開されたキム・ギドク監督による ０７年の韓国映画『ブレス』  に影響？されたんかなと思ったら この作品は公開は昨年ながら、製作は 『ブレス』より前の０６年で、何故か ２年間お蔵入りしていたそうだ  でも、２年間寝かしたおかげか？ いい味出てたな  監督は、『ありがとう』  の万田邦敏。脚本は、監督の奥さんの万田珠実で 池田小事件  の犯人が獄中結婚した時期に仙頭武則プロデューサーから、獄中結婚ものを 書けないかと言われ、『ピアニスト』の イザベル・ユペールをヒントにして 脚本を書き上げたようです。 でも、万田監督は、イザベルはイザベルでも 『アデルの恋の物語』  のイザベル・アジャー二を参考にして作品を撮ったみたいですが 共演は、『犯人に告ぐ』  の豊川悦司『おっぱいバレー』  の仲村トオル『ウルトラマンタロウ』  の篠田三郎 『接吻』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 ナレーションではなく、書きながら喋らせる事で 手紙の内容を観客に伝えた方が、映画的に見栄えが 良いと判断したんだろうけど、あそこまで カツゼツ良く家の中で喋ってんのは、不自然(笑) 『アデルの恋の物語』のパクリらしいが(^_^;) スポーツ新聞は、とかく美人と書きたがる(笑) 傾向はあるにせよ、見出しで美人と書かれ 長谷川が惚れちまう訳やし、遠藤京子が ずっと孤独だったってのは、不思議に思えた。 男なら、あのデカパイは 無視できんわ(笑) 小池栄子は、恵まれすぎた容姿が 邪魔をする部分はあったけれど（笑） 地味な女から、坂口と出会ってからの輝き そして、被害者の手の幻覚を見るなどして 殺人の罪悪感からの坂口の裏切り後の 変貌までを見事に演じきってたな。 坂口との結婚がマスコミにバレた事を 嬉しそうに坂口に報告する笑顔は とても可愛く、なおかつ怖くも見えた(^_^;) 逮捕された瞬間の笑顔を見ただけで 従わせようとする、そのくせ絶対 自分たちの仲間には入れようとしない その理不尽さに、やり場のない怒りを 感じる仲間だと、気付くもんなんかな？ その後、生まれて初めて夢中になるものを見つけ 新聞記事をスクラップして坂口の事を 徹底的に調べたとはいえ、あそこまで完璧に 気持ちが理解できるって凄すぎるな。 まさに、運命の二人？ ♪ハッピーバースデー ハッピーバースデー 坂口は兎も角、京子は坂口の誕生日を祝ってるんやから Ｄｅａｒ秋生やろ、普通(^_^;) 弁護士の鞄も 調べろよ(笑) て言うか、京子が長谷川の鞄から 物を出した時点で、誰か止めろって(^_^;) あいつら、何の為におんねん(笑) 接吻は当然、坂口とするもんやと思ってたら まさかの長谷川 訳分からんって感じやったけど、冷静に考えると 坂口と京子の目的は、散々無視してきた奴等を 逆に無視してやる事にあるので、長谷川を その気にさせて、無視するのが狙いか？ あの接吻が京子の計画通りなら、それで 間違いないと思うけど、一人殺しただけでは 死刑にならない、つまり坂口と一緒になれないのに 長谷川を殺すよりも、接吻を選んだのは不自然で 思わず接吻してしまったと思われる。 「坂口さんの事は私の事 私の事は坂口さんの事」 京子は頑なに、自分と同じタイプの 坂口を運命の人と信じていたけど その心の奥では、自分と正反対の 長谷川を好きになっていたのでは？ 現実でも、自分とは違うタイプの相手と 恋愛関係になるのが、多いように思うしな。 楽天以外の方は コメントにＵＲＬをお忘れなく♪ ＴＢは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2009.10.01 23:10:39
[映画 セ] カテゴリの最新記事
|
|
