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カテゴリ:バリ島de買う【その他】
バリ島というとジェンガラ焼きが有名だけど、ジェンガラはもともとバリの焼き物
ではなくって、新しく生まれたもの。 プロモーションが優秀なので、急速に広まった新しい窯である。 バリ島ではタバナン焼きといった昔からの窯がある。 バリの家のオレンジ瓦の産地がタバナンにあり、その中に陶器を焼いている窯が 大小いくつか点在している。 それが地元でタバナン焼きと呼ばれている窯元だ。 今回、日本人村予定地から車で6~7分の所にある、タバナン焼きでは最大手の Pejatenを訪問した。 日本人村でも陶芸をやって貰おうという趣旨があり、 どの程度の協力が得られるか確かめたかったからだ。 蹴飛ばし式のロクロが4基、電気炉は3基。 こんな村の中にあっては結構大きな設備だ。 殆どの陶器がモールディング(型)から生産されている。 土は地元のものでなく、カリマンタンから送られてくるという。 きめの細かな、なかなか優秀な土である。 焼き上がりの陶器が棚に陳列してある。 あれぇ、どこかジェンガラに似ているプレートが・・・ 『これ、ジェンガラに似てるけど?』 『ああ、これね、お客さんがこれと同じの作ってよって、 サンプルもって来たんだよ』 オーナーは、悪びれずに言う。 葉っぱの形の皿やプルメリア柄の皿など、ジェンガラ?そっくりなのが数種類ある。 『これいくら?』 『一枚9000ルピアでどう』 ボクはプルメリアの小皿を購入した。 裏を返すと、さすがにジェンガラのマークはついていない。 どんな経緯で、何処の国でこのコピーが売られているのか解らないけど、 もし日本だったらと思うとちょっと複雑な気持ち。 オーナーに日本人村のことを説明して、協力してもらえるかと尋ねると、 土もロクロも電気釜も、使ってもいいですよ、との心良い返事。 これで村のカルチャースクールがまたひとつ増えたわけだ。 いっそうのこと村で焼いた陶器をジェンガラの向こうを張って販売してみようか? バリ島の名物がまたひとつ増えたりしてね。 陶芸、挑戦してみたい!
※バリのヴィラ、ヴィラミンピさんのミンピです。素敵ですよね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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