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カテゴリ:バリ島de買う【その他】
タバナンの簡素な田舎の村で、竹ガムラン・リンディックが製造されている。
工場なんて立派な物でなく、普通の家の入ったところが、作業場兼練習場になっている。 ここのリンディックは、おみやげ物で売っているのと違って、 実際にバンジャールの楽団で使われている物なので、品質がバリでも一番かも知れない。 以前此処で購入したリンディックのひとつが、 日本のお客様からクレームを受けてしまった。 『カービングは皆から褒められるんだけど、音の響きが良くない。 よく見ると竹にひびが入っていたり、虫食いの穴があって、それが原因だと思う』 ここの店のオヤジから、もし調子が悪ければ一年保障するからね、 と言われていたので、代替の鍵盤を貰いにタバナンに出向いた。 入り口を入ると、大きな笑顔で迎えてくれた。 何番目の鍵盤がだめなの?えっ全部? ボクは気候の違いかなと説得する。 日本はバリより乾燥しているので、木や竹は急激に水分を放出させられるために、 ひび割れとなることがあるからだ。 おやじさんがポンポン鳴らし始めると、家の中からひとり、 ふたりと人がでてきて、 そうこうしている内に、いきなりセッションが始まった。 音楽が生活の一部になっているんだなぁ、と、考えを新たにする。 子供の頃から衣食住+音楽が、自然な形で根付いているんだ。 いままで叩いていたリンディックの鍵盤をおもむろに外し、 『小さい方から付けていくんだよ。できるかな?』と、職人の目になっている。 これで日本のお客さんも、安心して夏のコンサートに望めるだろう。 最後に、『日本人村はいつ出来るの?オープンの時呼んでよね。 10人の楽団員と、ジョゲッブンブンの踊り子三人連れて行くからさぁ』 『どの位費用を見ればいいの?』 『全部でサトゥジュータ』 オープンは賑やかにジョゲッブンブンでいきますか! ボクも少しは踊れるようになっておかないと・・・腰が痛そ~。 ジョゲッブンブンを一緒に踊って見ましょうか!!YES! ランキング参加中です!バリ好き仲間を増やしましょう ご協力いただける方は是非是非クリック↑
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