はぁ～。頭痛い。かったるい。今夜は大雨だって。だからか…。やることがいっぱいで交通渋滞起こしています。順番にやらないとね。…って言いながら、ブログとか読んじゃってまた頭痛くなっちゃう。こういうときは読まないほうがいいのだ。あとで元気なときにまとめ読みすることにしよう。（ここ一週間くらいずっとこの方針な気がするけど、まぁいいや。）



厚木市立病院で、診察を断られた救急患者さんが搬送先の別の病院で亡くなられたというニュース。休診日に、救急受付を訪ねたものの、別の急患の受け入れが予定されていて診察できないという理由で断られたそうです。そして、自分で救急車を呼んで別の病院に行って欲しいと言われたそう。そこで病院で救急車を呼んで欲しいという患者さん側と病院関係者が口論となって、そこにいた救急隊員が見かねて救急車を呼んだそうです。

遺族と病院側の証言が食い違っているようで、遺族側はそのあたりにも憤りを感じているよう。

実は、私も似たような経験があります。もう十年くらい前になってしまいましたが、夜中に猛烈に腰が痛くなって、耐えきれなかったのですが、なんとか朝まで我慢して近隣で一番大きな市立病院に行きました。救急で診てもらおうと思って受付で母が交渉したのですが、救急車で搬送されなければそれはできないと言われて、結局、通常の受付をして、順番待ちをして受診しました。その間、痛みに耐えたのですが、受診した整形外科ではレントゲンなどでの異常は見つからず、「婦人科も受診しますか」という呑気な問いに「いいです」と言ったら医者は「そうですか」とあっさり。

でもあまりも異常な事態なので、思い直して婦人科を受診したら巨大な卵巣のう腫で、即入院でした。数日後に手術しました。（腰の痛みはのう腫による圧迫が原因。のう腫自体はまったく痛みなしでした）

整形外科では痛み止めを処方してくれたのですが、それを受け取った頃にはすでに昼を過ぎていたような記憶があります。それまでずっと激痛。受診の順番を一番前にしてくれるというような配慮もまったくありませんでした。整形外科で婦人科への受診を断ったのは、もしそんなに緊急事態だったら、いくら科が違っても分かるだろうと思ったからなのですが、結果的には整形外科的な異常はまったくなくて痛み止めだけで帰されて、本来の病気は見過ごされてしまいました。

「医者も病院も信用ならん」と思ったのはこのときです。

その数年後に、ウィルス性の胃腸炎で近所の診療所を受診したあと（この時も夜じゅう苦しんで翌朝受診しました）、大事をとって大きな病院で入院したほうがいいと勧められて、紹介状を持って県立病院に行ったときも、熱でふらふらにも関わらず順番待ちで待合室で待たされました。訴えればベッドを貸してくれたかもしれないのですが、朦朧としつつも混んでいる待合室で父の肩にもたれかかって待ちました。

考えてみれば、病院というところではそういう患者さんを発見して「ベッドに横になりますか」と訊いてくれるくらいの余裕が欲しいものです。ちなみに、この病院での約一週間の入院中、主治医は一度も病室に来ませんでした。自分の目で患者の様態も確認せずに、毎日同じ量の点滴を処方。今考えればひどい話です。

そんな経験から得た教訓は、「救急のときはとにかく救急車を呼べ」という当たり前のことでした。ちょっと我慢して自力で病院に行こう、なんて考えは甘い。行った病院で断られる可能性も十分あるということを考慮しなければいけません。

しかしねぇ。救急隊員の手を煩わせるのが悪いというのもあるけど、救急車を呼ぶと必ず家から出てくる近所のおじさんがいるのよね。近所で救急車が呼ばれると、そこに行って状況を確かめてます。そして、それを近所の人に話してます。どこの人が何で倒れて運ばれたか、そのおじさんに訊けば全部わかります。訊かないけど。

自力で病院に行けるのに、わざわざ事を大きくして救急車を呼ぶことをためらう人も多いはずです。ドラマの「救命病棟２４時」みたいな病院が、もっと各地にたくさんあればいいのに、と切に願います。そういう取り組みもあるみたいですけど、早く実現して欲しい物です。

救急車で乗り付けないと救急で診てもらえないなんて、その時になるまで知りませんでしたよ。受付で断られても、病院まで救急車呼べばその病院で救急で診てもらえるのかしらね。搬送の必要がないのに呼ばれた救急車はいい迷惑ですね。