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カテゴリ:雑記
「斉藤さん」というドラマがこれからちょっとブームになりそうな予感。私は予告見ただけで気持ち悪くなっちゃってドラマ見てません。結構、みんな共感して見てるんでしょうか。
コミックをお借りしたのでちょっとだけ読みました。なんでもストレートに注意しちゃって周りから浮いてしまっている「斉藤さん」。決して世渡り上手ではないよなぁ…。もうちょっと協調性があってもいいよなぁ…。でも憎めないキャラでもあるんですよね。その言い方で、すごく損している気がしてしまうのは私だけでしょうか。ドラマもマンガも極端でないと面白くないから、「斉藤さん」はこのままでいいのかもしれないけれど、現実世界ではもうちょっと違うやり方のが良くはないか? 斉藤さん ↑コミックの斉藤さん。ドラマの原作。 うちの母はよく「また部屋の電気つけっぱなしだったよ。まったくもう何度言っても直らないんだから。もったいないからちゃんと消しなさいよね」というような言い方をします。何度も言われてるから、本人は「しまった。またやっちゃった」と思っている訳ですよ。そこに輪をかけるように「まったくもう」とか言われると逆に腹が立ってきます。いや、悪いのは私だということはよくわかってるんですけどね。でもそこをぐっと押さえて「ごめん、ごめん」と言うんですけど、そのあとも母はぶつぶつ言ってたりするわけです。なーんか嫌な感じ。そこで「お母さんだって洗面所の電気いつもつけっぱなしじゃん」とかって反撃したくなるわけですよ。 そこで。「ごめん」じゃなくて「ありがとう」と答えられる言葉で注意したほうがいいのではと考えました。「電気つけっぱなしだったから消しておいたよ」「あ。忘れてた。ありがとう」。なんとなく、このほうが言った方も言われた方も気持ちがいいような気がします。 ズボンさげててみっともない高校生に、「みっともないからやめなさい」と言っても反発されそう。「びしっと着たほうがかっこいいよ」と言ってみたらどうでしょう。高校生としては、「注意されたから直した」っていうのが嫌なんですよね。そうじゃなくて自主的に「かっこいい格好をする」ほうがやりやすいと思います。結果は同じでも、心の持ちようが全然違う。 最近、そういう「魔法の言葉」探しをしています。どうしたら、言った方も言われた方も気持ちいいか。まぁ、そうそううまくはいかないのですけれども。 ウソも方便なんていいますけれど、多少事実をねじまげても、自分の気持ちを押し殺しても円満に解決できたら、嬉しいのです。ついつい、むきゃぁ~ってなってしまう場面も多々ありますが。日々修行です。 京極夏彦さんの小説。いろんな事件が絡み合って、いろんな人の思惑が交錯して、でも最後には丸く収まっちゃう。と、言うよりもうまく丸め込まれちゃうような感じ。妖怪が登場するから狐につままれたって感じかな。そういうの、すごく好きです。こんな風にうまく物事が収めるめられたらいいなぁといつも思います。「斉藤さん」はまだまだ。 昔の人は、暗闇に出るおばけとかで、子どもを脅かしましたが、あれは子どもを危ない場所に近づけないようにする知恵。ほんと、ウソも方便なのですよね。 世の中って、簡単に白黒つけられるものばかりではないのです。何が正しくて何が間違っているのかなんてとってもあやふや。ある国では一夫多妻制だし、ある国では捕鯨は野蛮だと言うし。見方や立場を変えれば間違っているものも正しいかもしれない。みんなが納得するっていうのは難しいことです。それを妖怪が解決(そ、そうなのか?)。あたしゃ、京極堂や又市になりたいよ。 ↑魍魎の匣(上)分冊文庫版、(中)、(下)。今、映画公開中ですね。美少女が箱に入っちゃう話。京極堂シリーズの中でも好きな話です。 「姑獲鳥の夏」 ↑楽天レンタルでまさに今、レンタル中。早く見たい! 子どもが育つ魔法の言葉 ↑読んだことないのだけど、この本って、私が知りたいことが書いてあるんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 22, 2008 02:12:28 PM
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