ワンコ連れお墓参りの帰りに、お花見物。近くのあしがらユートピア農園で、モミジアオイとフヨウ、ムクゲが見頃。ここは秋にはざる菊とヒマワリが見られます。…そう、なぜか秋にヒマワリなのです。そして冬にはロウバイが見られます。



休耕畑か休耕田だかを利用した花畑計画。花で地域興しっていう心意気はとっても感じます。まだ２、３年目なので、いろいろ実験的な感じもしますけど、今後が楽しみです。

私と父は、ざる菊やロウバイを見に来たことがあったので、そんなに大きな期待をしなかった（というか記事を見てもそれほど行こうとは思わなかった）のですけど、母は行ったことがなかったので、新聞記事を見てかなり期待してしまったようです。記事を切り抜いて行く気満々。

なので、近いしとりあえず行ってみようかって感じで、寄ってみました。お花はともかく、ロケーションが微妙なのです。ちょっと高台にあるので景色はいいのですが、…送電線がジャマ。近くに変電所があるからしかたないんですけども…。

周りは人家が少なくて、トイレもありません（ちょっと離れた場所にはあるみたいです）。仮設トイレは必須でしょう。歩きやすいように土の上にゴムを敷いて通路が造られていますが、これも微妙。観光を目的とするなら、そろそろちゃんとした通路を整備したほうがいいかも。

花の数としてはけっこうあるのだけど…、ちょっと残念。という感じ。写真を撮るにも、背景の景色が微妙なので、クローズアップで撮る感じ。ゴムマットの通路がなぁ…。

あと、ムクゲとアメリカフヨウとモミジアオイは、どれがどれだかよく分かりませんでした。説明の看板でもあるといいかも。

地元の人がちょっとお花を見に行くというのならいいんですけども、今回、私たちが行ったときに都心のほうのナンバーの車で、５、６人の女性グループが来ていて、しかもお弁当まで持参していたのを目撃してしまい、…遠方からわざわざ見に来るほどのものでは…と思ってしまったのでした。新聞記事を読んで、うちの母と同じように大きな期待を抱いてやって来たのかもしれません。

だからね。そういう人たちをがっかりさせないように、ちゃんと整備したらいいのに、って思ったのです。

結局、お弁当グループさんたちは一度出したお弁当の大きなケースを再び車にしまってました。きっと他のところに行ったのでしょう。うんうん、そのほうがいいと思うよ…。（お弁当を食べながらお花を見るのは小田原フラワーガーデンがお勧めです）

秋に咲くざる菊は順調に育っていました。またざる菊が咲いたら見に来ようと思います。

あ、チワワの小太郎はゴムマットの上をなぜか猛スピードで走ってました。一緒に走ったら疲れました。先に行った母に向かって走っていたみたいですが、母がいる通路を通り越して行こうとしてるので慌てて止めました。いったい、どこに向かって走っているのだ。「明日に向かって走ってるんだよ（byチワワの小太郎）」。…ああ、そうですか。