テーマ:版画家「秋山巌」(242)
カテゴリ:秋山先生
秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。 お客様にお勧めする作品を選んでおりましたら、書き殴りの下絵の中から、こんな絵が出てきました。(画像)
ぶらうすの中まで明るき初夏の陽に
とても気になったので、「河野裕子」さんと、この歌を検索してみましたら、2010年8月12日に亡くなった歌人の河野裕子さんという方だとわかりました。
きっと秋山厳も、訃報を聞いて描いてみたのだと思います。
河野裕子さんは、ご主人と娘さん息子さんも歌人。乳がんで亡くなるまでの辛い日々を、ご家族が歌っています。 長女の永田紅さんの「文藝春秋」に載せたエッセイ 『逝く母と詠んだ歌五十三首』から、いくつかご紹介します。
最期の歌 亡くなる前の日の歌 他に 「大泣きをしてゐるところへ帰りきて 長男 永田淳さん 亡くなった次の朝のご主人、永田和宏さん
今年、関西テレビでも紹介されたのですね。
父の作品で、また素晴らしい人物を知ることができました。ありがとう、お父さん。
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最終更新日
2012.07.29 23:01:48
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