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よく、気分屋というと、悪いイメージですが、
「気分」という環境条件はとっても大事なことだと思います。 また、脳の話ですが(すべて聞きかじり) 「やる気の脳」は、そもそもは「快感の神経」といわれるA10神経によって駆動されるそうです。そして快感と目的意識がセットになり、互いに相乗効果を生み出しながら、脳全体の連係プレーをコントロールして、目的を達成していこうとするのです。 何を言いたいかといいますと、苦痛を伴う「やる気」は、本来のあるべき姿ではないのです。何よりも楽しそうなこと、おもしろそうなこと、ぜひやってみたい、チャレンジしてみたい、と強く望むものだけが「やる気の脳」に届くのです。 そこで、問題なのは、同じ課題を見ても、「面白そう」と見えるか、「苦痛な課題」に見えるかは、そのときの気分によるところが大きいことです。 こどもたちが、休み時間に校庭に飛び出して遊ぶドッジボールにしても、見る角度を変えれば、ボールをぶつけあう、苦行そのものです。 作文や絵も、気分がよければ、どんどんはかどりますが、悪ければ、地獄の時間です。 学校でも家庭でも、気分の管理にもっと注意を払うと、もっともっと良いことがおこるのではないでしょうか。 私が参考にしているのは、デズニーランドの中の何気ない小物です。 60分待ちなど、とんでもない苦行を強いているにも関わらず、行列そのものを楽しみの一つに変えているのは、立っている間に目に留まる小物の数々です。 大きな演出でなくて良いのです。かえって、ほんの小さな小物の中に込められた、意外なメッセージに感激を覚えるものです。小さなものにこそ、オセロゲームのように、全体の気分を一気に白黒反転させる秘訣があります。 クスっと笑うものがいいですね。私のところでは、トイレに「笑える言葉あそび」の文例を小さく貼っています。 これで、スムーズに出るべきモノも出るというものです。 面白がって、なかなかトイレから出てこないことも。 でも、そのあとの表情は確実に柔らかくなっています。 このHPのリンク集の「語学」のページのしろくま君のHPがおすすめです。ヒントになりますよ。 また、私の机の上には、「社長」という木札がのっており、それを裏返すと「大魔王」になります。(ダイソーブランド) はてなランドは別名ダイソーランドとも言われています。 階段をのぼると、過去のバカバカしい研究成果の数々。 そして、意外にとっても重要だと思うのは、子どもたちの笑顔の写真です。それを見るたびに、子どもたちは(もちろん私も)楽しかった瞬間をフラッシュバックさせるのです。 人間は思いだしただけで、カラダの反応は、その当時のものになります。 夫婦関係をギリギリで支えるのも、一枚の写真だったりして…。 授業中にも、ほんのちょっとでも、予期せぬ小道具が登場すると、一気にボルテージが上がります。 パッチアダムスのように、もしもですよ、診察室に入ってお医者さんを見たら、ピエロの鼻をつけていたらどうします? どれほど患者さん救われるでしょうか。雰囲気変わるってもんじゃないですよね。痛さが一気に吹き飛んでしまいます。 要は、何か雰囲気を良くする方法はないか、と意識的に見続けていくことなんでしょうね。 教育王さとりんさんの言われる「気配り」の一種かもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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