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一昨日、やじうま根性で、デモを走って追いかけまして、はてなの小学生の子ども達と、にぎやかにイラク派兵反対のエールをしてきました。
帰りに子どもたちは、いろんなおじさんから、戦争の資料やら、お話やらを聞くことができました。昔の戦争の赤紙やら、出生兵士への激励の寄せ書きやらも直接さわってきました。 「はてなランド」の教室にいるよりも、よっぽどタメになったと言ってました。 フーテンの寅さんは、政治教育までするのか、と指をさされても、私は痛くもかゆくもありません。 それに、逆に、来週は、陸上自衛隊基地に行って、直接自衛官にインタビューする公開講座を開きます。何と、70名近くの親子と高校生ボランティアが参加します。 どんなことになりますやら。アドバイスをいただければ幸いです。 私は、できるだけ子どもたちに、「本物」に触れさせたいと願っています。「実物」、「プロ仕様道具」などは、黙っていても、子どもたちの心にダイレクトに語りかけてくるものがあると思います。 私も、大学受験のとき、受験情報紙でしか知らなかった東京の大学を夏休みに一周してから、全然取り組み姿勢が変わりました。 子どもに大人の仕事用万年筆を貸してみると、字を書く姿勢から変わります。 ま、とにかく、本物の自衛官と戦車を前にして、どんな変化が待っていることでしょう。でも、とにかく、すべてがマインドコントロールの材料だという「恐れ」は持ち続けるべきでしょうね。 ところで 昨日紹介した、貿易ゲームを組織作り力養成に活かせないものかと、私が考案したゲームを紹介します。まだ、1回しか実行していないのですが、なかなか好評でした。どんどん改良を重ねていきたいと思います。よろしければ、ご覧になってください。 仮称「組織作りゲーム」指導シナリオ 1. ゲーム開発の目的 このゲームは、一人の力では実現できない仕事も、多様な才能の個人がチームを組み、リーダーシップのもとで取り組めば、とても大きな成果を挙げられることを体験するゲームです。 このゲームの成功のポイントはより多くの人とすばやく協力関係を築くことであり、利他の精神が結局は自分の成果につながっていくことを学びます。また、環境の変化に応じた柔軟なシステム思考も必要で、ただ大きいだけでなく、効率性も問われます。 エコロジー社会では、自己目的一辺倒ではなく、多様な相互作用を開花させる能力こそが求められていると思われます。その必要に気付き、能力を磨くのに、このゲームが活かされれば幸いだと思います。 また、このゲームは参加者の人間関係により、いかようにも展開する柔軟なゲームであり、何度でも新たな気持ちでトライできます。無限の発展性も潜めています。このゲーム自体、より多くの方々との協同研究により、社会に貢献するものに育成していただけたらと願っております。 2. プログラムの内容と特徴 A)ゲームの目的 このゲームは限られた能力をもつ個人が、自主的にチームを組み、求められる仕事を してお客から感謝の印のハートをより多く獲得することを競うゲームです。 あくまで、個人ベースの競争なのですが、チームを組まないと達成できないところが ポイントです。 B)仕事 別紙のとおりの図形を、自分たちの道具だけを使って作り、お客に渡すことです。 仕事のレベル(使用した色の多さ)により、もらえるハートの枚数も違ってきます。 第三ステージまでは、2種類の図形が仕事として与えられ、第四ステージには、新た な仕事が出現します。 C)才能の種類 参加者は一人ずつ、クジを引き、自分の才能をゲットします。 才能は一人一人違います。 才能の種類は、コピー用紙、はさみ、定規、コンパス、色鉛筆(黒、赤、青、緑) それにお金です。(お金で才能をある程度買えます) これらは、色々な組み合わせで中身が見えない封筒に入っています。 D)プログラムの流れ ○ 第一ステージ 簡単なルール説明 得点表に個人名を書く 才能のクジ引き 第一回チーム作り(3人まで) チーム名決定 得点表(模造紙)にチーム名を書く 作業開始(5分) 終了して、第一回振り返り 各チームの成果、発表。 チームの得点を個人の得点に移す。 各チームの才能公表。 協同化へのヒントをアドバイス 各チーム作戦タイム〈5分) ○第二ステージ 新しいチーム名の発表 作業開始〈10分〉 終了 第二回振り返り 各チームの成果発表 個人の成果発表 良かった点、悪かった原因分析 「補助金」と「支援制度」の説明 (ハート10個で 各種援助を受けられる) 各チーム作戦タイム(5分) ○第三ステージ 新しいチーム名発表 作業開始(10分) 終了 第三回振り返り 各チームの成果発表 個人の成果発表 良かった点、悪かった原因分析 仕事のニーズの変化の発表(新しい支援制度も) 各チーム作戦タイム(5分) ○第四ステージ 新しいチーム名発表 作業(10分) 終了 第四回振り返り 各チームの成果発表 個人の成果発表 良かった点、悪かった原因分析 最終アドバイスと作戦タイム(5分) ○第五ステージ 新しいチーム名発表 作業(10分) 終了 第四回振り返り 各チームの成果発表 個人の成果発表 表彰 良かった点、悪かった原因分析 終了 3. 必要な条件 対象年令 小学校高学年以上(ただし、上級生のリーダーシップが期待できれば低学年も参加可能) 所用時間 100分程度 人数 12人~40人 スタッフ役割 進行役 1人 お客 1~2人 備品 テーブルとイス 模造紙を貼るところ、黒板、 チーム名立て ハートのカードまたはシールまたはマグネット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.03.22 10:46:28
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