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1918年のスペイン風邪、世界の人口が20億人のときに、1億人の方が亡くなっています。
現代と似たような環境です。 その時、世界はどのようになっていったかを振り返ることは、これからどういうことが起きるかを予測するのに、大変役に立つと思うのです。 コロナのあとに、ナチス・ヒトラーがやってきたのです。 ドイツでは第一次世界大戦でボロボロになってしまいました。 とんでもない賠償金も払わなければなりません。 世界恐慌もやってきて、めちゃくちゃ景気が悪くなります。 さらに恐怖でパニックになったあとでは、当然強いリーダーが欲しくなります。 それが人情というものです。 こういう大変な時の1929年、アメリカの「暗黒の木曜日」に端を発した世界恐慌によって、ドイツでも大量失業やハイパーインフレが深刻化。共和国政府に対する国民の不満は頂点に達していました。 そんななか反政府運動を展開して急速に支持を拡大したのが、かねてから共和国政府の転覆を狙っていたヒトラー率いるナチ党(国家社会主義ドイツ労働者党)でした。 ナチ党は、ドイツにとって過酷な内容だったヴェルサイユ条約の破棄や地代の廃止などを訴え、現在の苦境の原因はワイマール共和国の議会政治家にあるという批判を展開。労働者層を中心に熱狂的な人気を集めたのです。 今でも、もし政府が有効な対策を打てなくて、社会不安が増大していったら、誰しも、「強いリーダーがいてくれたら」と願うのは当然です。 また、景気がどんどん悪くなります。生活に困る人がいっぱい出ます。 どうやって生きていったらいいかわからなくなります。そんな時に、演説のうまい政治家が現れたらどうでしょう? 論理的にはヒトラーに言っていることに若干ひっかかりはあっても、現状を打開してくれるのなら賭けてみよう、と思うんじゃないでしょうか? ということで、今後、日本にも独裁者が現れる確率は高いと思います。 ヒトラーも最初から暴力的な性格を全面に打ち出していたわけではありません。 ナチは社会主義政党だったんですよ。 労働者の政党だったんですよ。 今回、日本でも一律10万円の給付金やいろいろ支給されますが、社会主義的な政策です。 みんなの安全のために、個人の権利はいろいろ制限されます。 とっても似ていますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.26 21:37:42
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