朝ドラですが、快調なテンポで進んでいますね。
木枯につれていかれたカフェで、視聴者は、裕一の弱点を教えられます。
それは、大衆に弱いということです。
まあ、これまで田舎の御曹司だったのですから、仕方のないことではあるのですが、
大衆受けする音楽を作ろうとするのだったら、まず、敵である大衆の気持ちに寄り添わなくては。
さらに、謎の男、プリンス久志も音さんに重要なことを言ってましたね。
人のアドバイスを素直に聞くこと。
その対比で、いくら恵まれた環境で育ってきていても、自分のやり方に執着していては、壁にぶつかってしまう。
裕一も、これまで目指してきた西洋音楽への執着から脱皮しなくてはならない。
これができれば、人間として、一皮も二皮も剥けて大きく成長するのだろう。
これは、また二人の成長物語であるわけで、二人がお互い影響を与えながら、気づいていく姿が描かれるのではないか、と想像しています。
音さんの好き嫌いも、脱皮できるか?執着を抜け出せるか?
それが、音楽学校でのスターの座を射止めることができるのか、サムシングを見出すことができるのか、のポイントになるのでしょう。
私達は、気づかないうちに、何かに執着しているものです。
それは過去の習慣であったり、体験であったりするだけです。
ホントウの自分では無いのです。
しかし、普通はそれこそが「自分」だ、と思い込んでいます。
そんなのは、いつでも脱いで履き替えればいいだけの装飾品にすぎません。
これに気づくために、昔から人は瞑想をしてきました。
「今」「ここに」です。
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Last updated
2020.05.13 20:54:40
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