朝ドラ「エール」では、いよいよ早稲田の応援団がドカドカやってきましたね。
ドラマでは、曲を作れない裕而のピンチを救おうと、同級生の伊藤久男が話を持ってきたことになっています。
しかし、本当は、早稲田の応援歌の歌詞の選者だった大御所の西條八十が、「いい詩だが、作曲が難しいので、山田耕筰とか中山晋平に頼まないとダメだ」と言ったということを裕而が聞いたとき、
日頃、表情をほとんど変えない裕而の眉がぴくんと動いたんだそうです。
つまり、大御所への対抗心こそが起爆剤だったのです。
もちろん、ドラマにも出るでしょうが、久男の従兄弟で応援部の幹部の慶應への対抗心も大きかったのですが。
また、ドラマのシナリオ「エール」には、「紺碧の空」は試合の前日まで出来なくて、夫婦の危機にまで発展しそうですが、史実では、早慶戦の3日前には出来たようです。(あまりにも古関さんをダメ男にしてしまっているようで、憤慨)
ただし、問題は、応援部幹部に、譜面の読める人がいなく、裕而と音さんが、学校に出向き、付きっ切りで指導をすることになります。
もちろん、本番でも二人で学生と肩を組んで応援します。
この話は、フリーライターの五十嵐佳子著「金子と裕而」から
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Last updated
2020.05.16 00:34:49
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