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現代科学の最先端、量子力学を学ぶと、すべての根源はエネルギーでできていることがわかります。
この宇宙は見える世界と見えない世界がありますが、見える世界も見えない世界もすべてエネルギーで成り立っています。 見える世界は物質世界、見えない世界は精神世界ともいえるでしょう。 見える世界はこの世、見えない世界はあの世です。 たとえば、見える世界は質量のある世界ですのでアインシュタインのエネルギーと質量の関係式で説明することができます。 E=mc×c mは物質の質量、Cは光の速度を表しています。 アインシュタインは特殊相対性理論からこの式を導きだしました。 この式の意味は、エネルギーのあるものは物質に変換できること。と同時に物質はエネルギーに変換できることを表しています。 つまり、質量のあるものはこの式でエネルギー量がわかるのです。光の速度は秒速30万キロメートルで一定ですから、エネルギーは物質の質量に比例するということですね。 例をもう一つ挙げてみます。1グラムの1円玉のエネルギー量は、0.01ギログラム×光速度30万キロの二乗ですから、約90兆ジュー⒥のエネルギー量があるということになります。 これは広島に落とされたウラン型の原子爆弾の1.5倍ということになります。 この様に考えれば、体重を測ればあなたが持っているエネルギー量もわかるわけです。すごいエネルギーを僕たちは持っているんですね。 では、目に見えない世界のエネルギー量はどのようにわかるのでしょう。 1905年にアインシュタインは、「光が粒粒になって空間内に存在している」という光量子仮説を提唱し、ノーベル賞をとりました。 そして、光が金属に当たるときに放出されるコンプトン効果によるエネルギー式から、光の粒子性を証明したのです。 それによるとエネルギー量は以下の通りです。 E=hv hはプランク定数 vは周波数です。 hは一定の数値ですから、エネルギーは周波数に比例するということです。 周波数とは一秒間あたりの振動数のことです。 つまり、振動数や周波数が高いほどエネルギーが高く、振動数や周波数が低いほどエネルギーが低いことがわかります。 例えば、長縄跳びで、一秒間あたりにたくさんまわすと周波数が高いといい、エネルギーも高くなります。 実は、目に見えない世界はこのエネルギーと周波数の関係式で表現することができるのです。 目に見えない世界は実体が無い世界ですから、波のような状態であり、周波数で表現ができるというわけです。 テレビの電波やラジオの電波は目に見えない電磁波のエネルギーですから周波数で表現ができます。 これと同じように、人間の意識や思考や感情は目に見えないものですから、同様な式で表現できると言えるのです。 肉体は目に見えますから質量の式で表現でき、心は目に見えないですから周波数の式で表現することができるわけです。 陰陽論では、見える世界は「形」、見えない世界は「氣」で表現できますから見える世界は陽、見えない世界は陰となります。 般若心経では、色即是空という言葉が出てきますが、空は実体のないエネルギーであるため、周波数で表現でき、色は実体のあるエネルギーである質量で表現できるのです。 見える世界を「この世」、見えない世界を「あの世」だとすれば、この世もあの世もこの二つにエネルギー式で説明できるということです。 つまり、この世はすべてエネルギーで表現できるということなのです。 この二つの式で、世の中をすべて表現できます。 さあ、この二つのエネルギーの式を理解し、見える世界と見えない世界の秘密を手に入れましょう。 すると、あなたは見える世界と見えない世界をどのように生きるかによって、幸せと豊かさがなぜ、どのように引き寄せられるのか、その本質を悟ることができます。 よく、スピリチュアルかぶれと揶揄される人は、見えない世界や精神世界ばかりに意識を向けて現実生活でうまく生きられない方たちのようです。 大切なことは、見える世界と見えない世界をバランスよく生きることなんではないでしょうか? 物質世界に偏りすぎることなく、精神世界に偏りすぎることなく、心と身体をバランスよく生きること。 見える世界と見えない世界の陰陽を統合し、中庸に生きることが本当の幸せと豊かさを引き寄せる秘訣なのでしょう。 ともかく、すべては想像のエネルギーから始まっています。 具体例で言うと、物質がエネルギーに変るときとは、食事をするときです。 食事をすると身体を動かすためのエネルギー源となりますよね。 これは食べ物という物質がエネルギーに変換されたということです。 では、エネルギーから物質に変換するときとはどんなときでしょうか? それは、あなたの想像のエネルギーが物質を生み出しているのです。 すべての想像物の原点は、あなたの想像のエネルギー、すなわち、イメージや思考です。 この世にあるものは、すべて誰かがイメージしたものなのです。 ライト兄弟が飛行機をイメージしなければ飛行機はできなかったし、古代エジプト人がピラミッドをイメージしなければピラミッドが作られることはありませんでした。すべては誰かの想像のエネルギーが源になっているのです。 でも、ここで疑問に思う人がいるはずです。 もし、イメージするだけで夢が叶うのであれば、誰でも願った夢が叶っているはずです。 1億円をイメージすれがば、1億円を手に入れることができるのであれば、誰もが億万長者になってしまいます。現実はその様にはなっていません。イメージしただけで理想の結婚相手を引き寄せることができるのであれば、誰も婚活に困りません。どうして、実現しないのでしょうか? それは、もう一つの重要なポイント「臨場感を持ってイメージすること」ができていないからです。 例えば、近所のラーメン屋さんでラーメンを食べたいとイメージしたら、実際に近所に行きつけのラーメン屋があれば、すぐに具現化しやすいと思いませんか? 一方で、明日、手元に一億円が必要だとして、それをアリアリと臨場感をもってイメージすることはできるでしょうか? ふつうの人なら日常的に1億円の札束に囲まれて生活しているわけじゃないですから、「臨場感をもってアリアリと想像はできにくいかと思います。 このようになかなかイメージしづらいと現実化しにくいと考えられます。 だからこそ、まずなりたい自分や理想の人生や夢、目標について臨場感を持ってイメージすることが大切なのです。 イメージとはエネルギーです。臨場感をもって理想の状態をイメージすると身体を構成する素粒子の状態が変わり、エネルギー状態が変わります。運動部で、怪我で動けない選手が、観客席で応援しているだけで、結構汗ばむくらい疲れるとはよく言われます。それだけでなく、頭の中でリハーサルするだけで、上達するってことも聞いたことありませんか? また、想像してみてください。大好きな人をイメージするときと、苦手で嫌いな上司をイメージするときでは、身体の反応が変わるでしょう。呼吸がしづらくなり、筋肉が萎縮したりします。これはキネシオロジーという筋肉反射テストで確認することができます。 いい例が、オリンピック選手やプロスポーツ選手が試合直前でするイメージトレーニングです。これがとてお重要なことだとは、誰でもわかっていますね。 受験勉強でも試験で合格するイメージを繰り返すことは、潜在意識に深くインプットすることができ、脳内で、「自分は成功できる」という周波数を逆に発振することができるようになる重要な要素です。 有能なコーチは、まず臨場感をもってイメージできるように環境を整えるといいます。その上で、イメージがより具体的になるように誘導していきます。その結果、イメージの波動と現実が共鳴し合い、本当に現実が引き寄せられるのです。実際に私が受験指導したケースでも、全国版の模擬テストで、合格可能性がたったの3パーセントと診断された子が、半年後に慶應義塾大学の商学部に合格したケースもあります。映画「ビリギャル」のケースは本当にあるのです。この場合は、イメージを強く強く持とうと努力したのではなく、合格・不合格の意識から外れたところに焦点を合わせたことがポイントだったと思います。自分の中に潜む未知の可能性と戯れたと申しましょうか。 このイメージすると実現するということを量子力学的に考えると、どうなるでしょう。 これを説明するのには、量子の不思議な性質である「二重性」を理解する必要があります。 量子論マニアの方なら聞いたことがあるでしょう。有名な「ヤングの二重スリットの実験」です。 そもそも素粒子を主とした極小の世界について研究するのが、量子論です。 さて、この素粒子ですが、光子にしても電子にしても、「粒と波の両方の性質をもつ」ということがわかっています。「それのどこが問題なの?」と思われるでしょうか。 重大問題なのです。 普通、波というのは、「水のあつまり」や「空気のあつまり」のように、集団で行動しているのを外から離れたところから観察して、はじめて「波だ!」と認められます。 舘ひろしがひとりだけ、登場して、「石原軍団参上!」と叫んでもそれは別に軍団ではないわけです。 ところがどっこいです。おかしなことに、水や空気の波と違い、素粒子の波は粒ひとつだけで「波」だとされているのです。 では、「粒ひとつだけで作る波」とはどんなものなのでしょうか?水や空気の波に対して、素粒子一個だけの波はどんな動きをしているのでしょうか??? ……実は、そこのところが、よくわかっていないのです。 なぜよくわからないのかというとこれが何とも不思議なところで、素粒子は、自分が波であるときの姿を何が何でも見せようとしないのです。 原子の内部には、中心に位置する『原子核』とその周りを回る電子があります。この電子は、普段波として広がっていることがわかっているのですが、その波の状態をいざ観察しようとすると、……見ようとしたとたんに波はあっという間に縮んでしまい、電子がただひとりの粒となって発見されるのです。 誰もが見ていないときには、電子は波として振る舞い、ゆらゆらと広がっています。しかし、観測者が見ようとした瞬間に動きをピタッと止めて収縮し、粒の状態に戻ってしまうのです。そして、観測をやめるとまた電子は波として広がりはじめるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.25 19:35:36
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