妊婦さんになってわかったこと-その1
書き始めたら止まらない…(笑)。ということで、本日二度目のアップ。妊娠して初めて気づくこと、思うこと、たくさんあります。その中のひとつとして、シゴトのこと。私は、今勤めている会社で産休と育休を取得して、その後復職する予定でいます。産休は出産予定日の六週間前から。ということは、妊娠9ヶ月まで働くということになります。周りの友達には出産経験者も多く、また私の勤めている会社の女性社員も、産休・育休後に復職する人がほとんどです。だから、子育てをしながら働くということ、また、専業主婦になって子育てに専念することということも、いろいろな話を聞いていたし、彼女たちのそれぞれの生活も見てきました。だから、わかったつもりで、いた。が、しかし。実際自分が妊娠をしてみて、思っていたのとは違う現実に触れることになりました。妊娠初期は、つわりがあったり体調も不安定な人が多い中、私は本当にケロッとしていて、体調もまったく安定していました。妊娠前とほとんど変わらないくらい。だから、シゴトも今までのペースでこなしていたのですね。が、先月の末からシゴトの状況が猛烈に忙しくなったのです。朝早く出勤して、残業して夜遅くに帰る。こんな日が二週間ほど続いて、さすがに赤ちゃんが心配になりました。私がしっかりしなければ。自分のどこかに、甘えがあったんだな、って思いました。妊婦だから周りの人が気遣ってくれるだろう。こんなに仕事をさせるのは、上司が悪いんだ。これで赤ちゃんに何かあったら、会社のせいだ。正直、そんなことを思ってました。でも、私が伝えなければ、伝わらない。上司だって同僚だって、みんな自分の目の前にある仕事で忙しい。私のことを気にしている時間なんて、ないはず。自分がどうしたいのか、どうして欲しいのか。出来ることと出来ないことがあるとはいえ、今の私がまず優先しなければいけないのは、赤ちゃんと、そして自分の健康を守ること。それは私の責任なんだ、って。そう気付かされました。キャリアカウンセリングを学び、女性の話を聞かせていただいていたとき。女性のキャリアについて、話題になることが多かったことを思い出しました。仕事をしたいけれど、子育てで大変。妊娠・産休・育休中のブランクが心配。うん、そうだよね。今なら実感を持って、もっと耳を傾けられるような気がします。本当に大変だと思う。どちらかをあきらめることなんてできないし、する必要ないと思う。だけど、時には優先順位をつけて、「今」やるべきことを明確にしておくことも大事なことだと思う。どちらも優先順位1番のままだと、いつか疲れちゃうもんね。と、自分への戒めの意味をこめて(笑)。猛烈な忙しさもひと段落し、ようやくホッと一息。そんな間も、私のお腹の中の赤ちゃんはワガママひとついわず、何のトラブルも無く、本当に元気にしていてくれました。本当にありがとう!感謝。そして私を気遣い、本当にたくさん協力してくれる旦那さまにも、感謝!少しずつ胎動を感じられるようになった今日この頃。妊娠生活、ますます楽しんでいきたいと思います。WWF(世界自然保護基金)は、約100カ国で活動する世界最大の自然保護NGO(非政府組織)です。人と自然との共存をめざして、生態系の保全から地球温暖化防止まで幅広く、世界の自然を守る活動に取り組んでいます。WWFの活動はすべて、一般の方々からの会費やご寄付によって支えられています。