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2008年01月20日
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カテゴリ:環境
北極だけでなく南極大陸でも温暖化の新たな兆候が現れていたことがわかった。南極大陸は、氷床と呼ばれる厚さが最大4000メートルのぶ厚い氷に覆われているため、内陸部は温暖化の影響を受けにくいと考えられていた。

ところが2007年NASAが南極大陸の衛星画像を詳しく分析した結果、内陸部の西側の広い範囲で、表面の雪が溶けるという異常な事態が起きていたことが始めて明らかになった。
広さ42万平方キロメートル、日本列島とほぼ同じ広さである。

北極や南極の広大な氷は地球を温暖化から守る大切な役割を果たしている。白い表面が太陽光線を反射するため熱を吸収しにくく地球の大気を冷やす効果があるからである。
ハンセン教授は極地の氷が溶けるスピードが加速していることに懸念を示している。
将来小さな変化が突然巨大な変化を引き起こす危険なポイントティッピングポイントを超える可能性があるという。

ハンセン博士はいう。
ティッピングポイントとは、ある現象が突然、急激で大きな変化を起こす臨界点のこと。北極海の氷を例に説明する。氷が溶けると海が露出する。海は黒っぽい色のため、太陽光をより多く吸収する。すると海が暖まって、更に氷が溶けてしまう。つまり、温暖化によって起こる現象がますます温暖化を進め、連鎖的で大規模な変化を起こしてしまうのである。

このティッピングポイントが今実際に北極で起こっている。2007年、北極海の氷は30年前の半分しかなくなってしった。そして非常に深刻な事態を招くティッピングポイントが、南極とグリーンランドの氷床で起こる可能性がある。我々が宇宙から観察した結果、これらの氷床は急速に変化する恐れがある。

5年ほど前に打ち上げた、重力を測定するNASAの衛星によって、グリーンランドや南極の氷床の質量が高い精度で分かるようになった。グリーンランドの氷床は、今、年間150立方キロメートルずつ減少している。南極西部の氷床もほぼ同じ割合で減少している。

今はまだ大きな海面の上昇につながるような規模ではない。しかし問題は、氷床が溶けるスピードが速くなり始めていること。氷床が将来、大崩壊を起こす危険性がある。われわれは南極をさらに宇宙から観察していく必要がある。





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Last updated  2008年01月20日 20時06分28秒
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