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勉強を指導していて、 同じことを繰り返すことをしない子が多い。 「復習」だけど、「復習」じゃないのに。 英語でいうとね、 文章を読むことにおいて、 1回目と 5回目が生む効果は異なる。 記憶という点で見てもそう。 だんだんと覚えてきての5回目はだいぶ内容がわかる。(というか全部ちゃんとわかることも) 実際はそれ以上に違いがある。 1回目は単語もあやふやで、 文構造もやっとこさ理解できる状態。 何度も繰り返すと、 単語は自動で内容がわかるし、 文構造もわかっているから、さくさくと読める。 そうなってくると、 スピードが決定的に違う。 スピードが違えば、 音のつながりや、抑揚が今度は意識できるようになる。 英文をいちいち日本語に変換しないと読み進められなかったものが、 英文を英語でそのまま理解できるようになる。 繰り返すことで得られる効果はだんだんと異なる。 数学も同じだ。 最初はどの公式を使ったら解けるかがやっとこさ。 でも、2回目、3回目と繰り返すうちに、 どうやって解いていいのかは自動でわかるようになる。 そうすると、意識できる部分が変わり、 計算ミスをしないようにとか、 時間を意識したりだとか、 他に意識できる部分が出来る。 繰り返さない子は、 そういった効果を得られないため、 「なんとなくわかる」程度に落ち着いてしまう。 単純に言えば、「同じこと」かも知れないが、 細かい部分では全く違う。 まずは体験して欲しい。 何度も繰り返したことが、 どれほど違って感じるか。 今の高3は、 そういう段階に入りつつある。 あ、 模試の結果を回収せねば!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 9, 2014 04:52:25 AM
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