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医学部受験を指導するときもそうだが、 小論文、面接における内容は非常に大事。 その作業の中で、 自分を深く知ることになる。 なぜ自分はその学部を目指すのか。 なぜその大学でなければいけないのか。 志望動機に関わる部分から分析は始まり、 それに付随する内容として、 自分はどういう長所・短所があるのか。 過去にどのようなことをしてきたのか。 どういうことに興味を持っているのか。 などなど、「どうして」「なぜ」を深く問い続ける。 小論文でもそうだ。 なぜあなたはそのような意見を持つのか。 なぜそれを問題だと感じるのか。 そうやって、自分を把握するレベルを上げ、 自分の意見をブラッシュアップしていかなければならない。 そして、それらを 簡潔に 論理的に わかりやすく述べることが求められる。 面接や、小論文があるのは、 そういう試験を通して、大学が欲する学生を探しているためだ。 こういう試験は、 すべての試験で行われているわけではない。 受験者の数が膨大だと、 その分、労力も必要とされるからだ。 理想を言えば、 すべての学部で同様のことをしてほしいと思う。 現代では、 客観的な、「学科試験」という入試で学生は選抜されていく。 もちろん、基礎的な学力も、必要なものではある。 ただ、 暗記して、勉強ができればいい、では、 本当に社会に役立つ人間は育たない。 就活のようなことを高校生がする時間はない、という意見もあるだろう。 入試制度が変われば、 学校や、予備校が行っていく対策も変わっていく。 そうなれば、 高校生も、就活のようなことをする時間をつくるはずだ。 今、中学生や高校生には、就活のようなことを求めたい。 自分はどこで、どのように必要とされるべき人間なのかを考えて欲しい。 そうすることで、 自分の興味あることにより深く興味を持ち、 知識を得て、 大学受験へと臨めるようになると思う。 医学部を目指す子たちは、 たいていこのような小論文・面接を経験する。 打ちのめされる経験も大事だ。 打ちのめされるからこそ、 本気で対策をとり、 本気で知識を得ようとするはずだからだ。 勉強が出来るだけではない人間形成。 予備校でも、そういう手伝いをしていきたいな、と思う。 人と人が、密にコミュニケーションを取るイーズだからこそ、 できることがあるように感じる。 もっと具体的に考えていこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 12, 2014 01:32:54 AM
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