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僕は、教師になりたくて、筑波大へ来た。 だから、よく聞かれるのが、 「なんで、教師なの?」ってこと。 端的に理由を言うと、 「教育に問題点を感じた」から、 教育の現場において、 自分が教えられていて、 いろんな問題点を感じてきた。 こんな教師が教えていていいの? ってのもいくつかあった。 もちろん、逆に、 こういう教師になりたいなぁ、というのもいくつも見てきた。 その両方があって、 教師はこういうのが必要なんじゃないか!というのを考えるようになった。 その中で、 子どもの教育を考えた時に、 その理想からかけ離れている教師もなかにはいた。 だから、 そんな教師がはびこる世の中が嫌だなと思った。 自分が、そういう世界に何か貢献したいと思った。 それがきっかけ。 だからね、 今は、どんなクラスを受け持とうとも、 生徒たちには、 そんな当時の僕みたいには感じてほしくないわけだ。 嫌だなぁ、と感じることがもたらすプラスの影響もあるだろうけど、 嫌だなぁ、とさえ感じないことが、 ひとつ理想とも思えた。 僕はそれを体現したい。 生徒たちが、 どの授業を受けても、 「楽しかった」「面白かった」とも言える状況が作りたい。 教育とはどんなものがいいのか。 その理想を、 たくさん考えていきたい。 そうやって、 教育の現場から、 家庭まで、 影響を与えて、 それらをすべていい方向に変えていけたら、 なんと素晴らしいことだろうか。 それが、 僕が教師として頑張っている理由である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 29, 2014 11:04:43 PM
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