カテゴリ:イーズ予備校 少人数授業 質問
同じことを言っているようで、
違う感覚を持つ。 そういうものはたくさんある。 文法の整序問題(並び替え)で どこを間違ったか聞いたときに、 「文法的にこういう語順にしなければいけなかったのに、 それをわかっていませんでした。」 と説明されれば、この子はわかっているな、となる。 ところが、 「この部分とこの部分の位置が逆でした」 とだけ説明する子は、 どうして逆にしなければいけないのかわかっていないことが多い。 他にも、 「前置詞の置く場所は、意味から考えてこの名詞の前」 ならOK。 「前置詞をこの単語とこの単語の間に置けませんでした」 というなら怪しい。 こういう具合だ。 同様に、 上に立つ、といっても、 立場上、上司や先輩というだけで、 必ずしも部下や後輩を導いているとは限らない。 もしかしたら、部下や後輩も立場上ついてきているだけで、 ついていきたい!と思ってついていっているわけではないかもしれない。 それでも上に立っている、ということに外見上変わりはない。 逆に、 下を導く、というと、 結果的に上に立ってはいるものの、 おこなっていることが違って聞こえる。 ただ上に立っているのではない、というのがわかる。 普段の意識の問題にもつながりそうだけど、 「自分は上の立場だ」 というのか、 「自分は下を導く立場だ」 というのかで、 見えているものが違う気がする。 普段から授業でいろいろな説明をするけれど、 どう違って聞こえるか、を説明するのはとても難しい。 でも、 質問がたくさん飛んでくるようなクラスほど、 こういう質問は多い。 いろんな視点があることはとてもいいことだから、 しっかり考えて説明したい。 ちゃんと伝わればみんなにより納得してもらえるからだ。 高卒の文法クラスは毎回ぎゃあぎゃあいいながら、 いかに「スッキリ」して授業を終わるかがテーマだからね。 まだまだ頑張っていこうね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 25, 2018 01:57:48 PM
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