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各地にある御霊神社は、その名のとおり御霊、つまり怨霊を祀った神社です。
そこの御霊として祀られた、主な人物を整理します。 ・火雷神(菅原道真): 密告により太宰府に流罪。その地で没し、祟り神となったとされる。 ・吉備内親王: 夫・長屋王が国を傾ける「左道」を行ったされ、長屋王、3人の子と共に自害。 ・吉備真備: 破格の出世の陰に呪術があったとされる。陰陽道の祖。 ・大友皇子: 天智天皇の皇子。壬申の乱で敗北、自害。 ・崇道天皇(早良親王): 藤原種継暗殺の疑いをかけられ、断食して無実を訴えるも憤死。 ・井上内親王: 難波内親王を呪い殺したと疑われ、庶民に落とされ、幽閉され、不自然な死。 ・他戸親王: 母・井上内親王とともに幽閉され、母と同日に不自然な死。 ・藤原大夫人(藤原吉子): 謀反の冤罪で、幽閉、自害。 ・伊予親王: 母・藤原吉子とともに自害。 ・橘逸勢: 三筆。謀反の疑いで拷問を受けるも罪を認めず。姓を「非人」とされ伊豆へ流罪の途中で病死。 ・文室宮田麻呂: 謀反の冤罪で伊豆へ流罪。その後、消息不明。 ・藤原広嗣: 政略的左遷から反乱。敗北、処刑。 政略的な冤罪により、非業の死を遂げた方が多いですね。 密室で扱われれば、冤罪も生まれます。 秘密保護法・・・・・・。 ※怨霊を祀らない御霊神社もあります。 よく各地の御霊神社の御祭神を確認ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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