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テーマ:歴史なんでも(780)
カテゴリ:***** 歴史 *****
にほんブログ村 古代には存在したが、失われた技術。 そして今なお再現できない技術。 そのひとつに「ダマスカス鋼(ダマスカスナイフ)」があります。 古代インドで作られていたダマスカス鋼。 刀剣などに使われたこの鋼には、 表面に木目調あるいは水滴状の美しい模様が表れます。 「ダマスカス鋼(ダマスカスナイフ): 古代インド王朝」 (画像出典: Wikipedia) しかしその製法は18世紀には失われてしまいました。 ダマスカス鋼の模様は、 融点や結晶化の温度が異なる成分により作られると推定されます。 しかし今なお、その完全な再現には成功していません。 今日でも「ダマスカスナイフ」は作られています。 しかしこれは、古代インドのダマスカスナイフとは違います。 「現代のダマスカスナイフ」 (画像出典: Wikipedia) 現代のダマスカス鋼は、異なる金属を積層し鍛造して作られます。 バウムクーヘンの様な構造で、 表面には古代のダマスカス鋼に似た模様が表れます。 しかし現代のダマスカス鋼には古代と大きな違いがあります。 古代のダマスカス鋼は、再度溶かして固めると、再び模様が出ます。 一方、現代のダマスカス鋼は、溶かすと二度と模様は出ません。 失われた古代の技術。 古代インドの人々は、私達が知らない何を知っていたのでしょうか。 【 ダマスカスナイフ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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