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テーマ:祭り・伝統行事(999)
カテゴリ:愛知県の山車・まつり
愛知県のお祭りで、10月6日、悲しい事故がありました。
愛知県みよし市の天王神社の秋の祭礼で、山車を誘導していた方が電柱と山車の間に挟まれて亡くなりました。 みよし市の山車は、特に山車前方の梶棒が長い特徴があります。 方向転換でスペースを必要とする、この構造が災いしたのかもしれません。 5~6トンの山車を曳く祭りは、少なからず危険なもの。 ただ祭りの安全のため、今回の私が見たお祭りで、気づいた点を列挙します。 みよし市は日中の事故でした。 夜祭ではさらに危険になります。 【星崎祭 10月5日】 1.どんでん(山車の方向転換)について 夜間、狭い場所でのどんでんは危険でした。 写真の場所で、山車を持ち上げて1回転します。 山車が傾き、提灯も燃えていました。 私はこの写真は、神社境内の高台、安全な柵の中から撮影しています。 「どんでん」 2.夜間の山車の曳行について 夜は曳き手も路肩が良く見えません。 神社の入口で進路を誤り、進めなくなる山車がありました。 【有松祭 10月6日】 1.見学者の足元1 有松は路肩にお洒落な縁石があります。 夜間は縁石が見えないため、山車をよけて縁石につまずく人がいました。 縁石が光るようにすれば、安全で、かつ洒落ではないでしょうか。 2.見学者の足元2 溝蓋が外れている場所がありました。 夜間は見えないため、皆さん声を掛け合って注意を促しました。 3.どんでんについて 往路曳行の行き詰まりで、どんでんが行われます。 夜間は見学者の整理が不十分で、特に危険。 人が多すぎ見えないほどの混雑で、私はどんでんの途中で帰りました。 祭り好きの私でも思いますが、夜祭にどんでんは必要でしょうか。 勇壮さを競うどんでんは、日中だけで充分ではないでしょうか。 夜祭は、情緒を楽しむもの。 有松の様な古い町並みを、美しい祭囃子とともに曳かれる山車を愛でようではないですか。 「有松: 山車、白壁、そして月」 【楽天商品: 有松に隣接した鳴海】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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