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テーマ:車に関するお話(10133)
カテゴリ:* コレクション・陶器 *
第二次世界大戦後に製造された超小型車。
車体形状が泡(バブル)に似ているので、バブルカーと呼ばれます。 その代表車にメッサ―シュミットがあります。 戦後、西ドイツの戦闘機メッサーシュミット社は航空機の製造を禁じられました。 そこでメッサーシュミット社は、小型車を開発しました。 それが1953年に発売された、メッサーシュミットKR175です。 写真は以前に、お台場のMEGA WEBで撮影しました。 KR175は、スクータに風防を取り付けたキャビンスクータでした。 スクーターベースですから、ステアリングも円形ではなく、バー型です。 足回りは、前輪2輪、後輪1輪の特殊な形状の三輪車です。 2人乗りですが、座席は前後に並ぶタンデム型です。 横から見入るとわかりますが、独立したドアがありません。 そのため、上部のキャノピーを開けて乗り込みます。 (画像出典: http://www.asahi-net.or.jp/~rf7k-inue/me/kr200.html) KR175は、リアエンジン・リアドライブ。 173ccの2ストローク単気筒エンジンは、たったの出力9馬力。 それでも車輛車重は220kgと軽量なことから、最高速度は時速80kmも出ました。 4段変速機を介した後輪駆動ですが、バックギアはありません。 そこでバックでは、エンジンを逆回転させて移動します。 最近、日本車も大型車輛が増えています。 しかし狭い日本の街には、小型車が似合うと思います。 【メッサーシュミットKR175 スペック】 全長×全幅×全高:2820×1220×1200mm ホイールベース: 2030mm 前輪トレッド: 1080mm 【エンジン】 種類: 空冷2ストローク単気筒 排気量: 174cc 最高出力:9ps / 5250rpm 【TG500は4輪車】 ******** 太陽公園の石造物の人気投票ありがとうございました。 集計結果は、次回の日記で報告させていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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