|
カテゴリ:***** 歴史 *****
にほんブログ村 奈良県磯城郡田原本町の唐古・鍵遺跡。 これは弥生時代の環濠集落跡です。 写真の楼閣は、土器片に残されたわずかな線刻から復元されました。 くるっと巻き込んだ屋根飾りも、土器片を参考にした復元品です。 ( 参考:唐古・鍵 考古学ミュージアム H.P. ) この遺跡は1936年(昭和11年)の道路工事中に発見されました。 そのため発掘調査が行われ、地元住民が期待していた道路工事は中断。 発掘調査に対して、住民の猛烈な抗議活動があったことは有名です。 初めは住民による遺跡破壊から、遺跡を守ろうとしましたが失敗。 そこで住民を雇用して発掘活動を行いましたが、やはり失敗。 調査団の目の前で、住民が大きな土器を粉砕破壊するなどの破壊が続きました。 長い月日がかかりましたが、住民にも遺跡の重要性が理解されました。 今では、観光遺跡として整備され、資料館やカラーマンホールなどもあります。 遺跡発掘や保護は、地域住民の負担となります。 より良い保護のためには、辛抱強い理解活動が必要です。 【 はにわぷりん 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[***** 歴史 *****] カテゴリの最新記事
|