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カテゴリ:つれづれ
皆さんどこの国の言葉かわかりますか。
れっきとした日本の言葉です。日本の南国・鹿児島の・・・。 今日も朝からグラウンドゴルフをしながら仲間の Iさんの言葉から私が続けて口に出した言葉である。 「こんぬっけ(この暑い中で)ゆ(良く)あっけ(日射病、暑さ当り)も いらんもん(にもならないもの)じゃんどなあ(ですね)」「この暑さの中で良く日射病にもならないものですね」翻訳すれば大体こういうことだろうか。 このところ日本の夏の最高気温は関東方面の熊谷などが話題になることが多く、日本の本土最南端を自負する私たちはお株を奪われていささか寂しい想いをしていた。(大袈裟?) ところが今年の夏はどうだ! お盆前から連日35度~36度~37度超など関東の各地には及ばないものの、やっと南国鹿児島の面目を取り戻したような日々が続いている。 いやいや、でも誤解しないでほしい。決してそれを喜んでいるわけではない。本音で言えば迷惑なのだ。 この暑さの中で連日朝から温度はうなぎ登りで室内温度も気がつけば31度、32度になっている。慌ててエアコンのスイッチオン! そして、水曜日と土曜日は近所のジジ・ババ集ってグラウンドゴルフである。水曜日が5~6人、土曜日は10人前後でそれぞれ4ゲームである。2ゲームやって休憩、個人持参の飲み物と共同購入のお茶菓子で一服する。時間は大体2時間くらいを要する。 疲労度は気候のいい時の2,3倍はあるような気がするが、私は体力のバロメーターと言い聞かせながら、がんばっている。 さて、前記 鹿児島弁の話を少しだけ。 鹿児島弁については、当ブログに「茶わん蒸しの歌」などで何回か書いたことがあるが、知らない人が聞けば、全くの外国語に聞こえるらしい。ある意味 東北弁より分かりにくい? 上記の一言だけでも鹿児島弁が難解であることは、お分かりと思うが、今日は一つの特徴を伝えたい。それは鹿児島弁には「促音」がたくさん使われているということだ。促音とは一言でいえば「つまる音」例えば「がっこう(学校)」「持って」「こっか(国家)」「いっさつ(一冊)」など小さな「っ」や「ッ」として使われる。 これが鹿児島弁では上記「ぬっけ(暑いのに)」「あっけ(日射病)」などの他に「がっつい(ちょうど)」「いたっきもんで(行ってきます)」「いっぺこっぺ(あっちこっち)」「ごったまし(たくましい)」「ずばっ(たくさん)」とにかく日常生活でよく使う。こうしてみると、鹿児島弁は物事を早く言うために促音を多用するようになったのかと思うほどである。 しかし、こういう鹿児島弁を使う年齢層はもう私たちの年代くらいまでで、子供世代では標準語や「からいも(さつま芋)普通語」と呼ばれる教科書の言葉をイントネーションは鹿児島弁の音調でという使い方が普通になってきている。まだまだ書く事は多いが今日はこの辺までとします。 下の写真はグラウンドゴルフの様子。 今日は写真を写さなかったので、昨年の忘年グラウンドゴルフ大会のものを使用した。 場所は日置市伊集院町の温泉「花水木」のグラウンドゴルフ場。紅葉も見える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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