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カテゴリ:友人
地元の南日本新聞に「ひろば」という読者の投稿欄がある。 ほとんど毎日「ひろば」は読んでいるのだが、今朝は「母が作った『最後』のぜんざい」というのが目に飛び込んできたのでその投稿を真っ先に読んでみた。一読して同じ年代の投稿者であることもあり共感する。そして、何気なく名前を見ると友人ではないか。元教員で伊作(現在の日置市)も合っている。 驚いてもう一回、二回読み返した。 終戦1年前の母上のつくられた「最後のぜんざい」に思いを馳せ、空襲から終戦を経験し食糧不足に困り果てた私たちの世代だった。今、お互いに八十路を生きながら、「小さい子供まで巻き込む戦争は二度と起こしてはならない」という彼の言葉に今年も8月15日が近い日にようこそ投稿してくれたものと思うことしきりである。 彼とは高校の3年生で同じクラスになり、大学も4年間一緒だった。 大学4年間は彼はバスケット部、私は男声合唱団に所属と全く動と静といっていい別な活動をしていたが、よく一緒に遊び、話をした。お互い似たような境遇にあり、当時から平和についても話をした記憶がある。 私も当ブログにいくつかの悲惨な戦争を繰り返してはならないという思いでエッセイを書いているのでカテゴリで「エッセイ」をクリックしてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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本当に、戦争の記憶はどなたの話を聴いても胸が痛いです。
同じ過ちを二度と犯してはならないと言いながら、今もあちこちで 戦禍の悲劇は続いています・・・人はそんなに愚かなのでしょうか・・・ (2020.08.09 19:13:23)
高校、大学と同期だったお友達の投稿記事を見つけられたのですね。
若い頃によく語り合った、そのテーマでの投稿。 懐かしく思われたでしょうね。 戦後75年が経ち、戦争に兵士として関わった人たちの体験談を聞く機会は、ほぼ失われてしまいました。 今回の投稿のような、非戦闘員としての戦争体験談を語れる人も少なくなってきました。 戦争を繰り返さないためには、それをすべての世代が共有することが大切ですね。 まだ間に合う今のうちに、若い世代に体験を語り継ぐ取り組みが必要ですね。 (2020.08.09 20:12:01)
こんばんは。自分も山の中長野県でしたが、戦争後は食糧難でした。自分のところは農家ではなく、また東京の航路だったのでしょう、毎日飛行機が頻繁に昼、夜と通過して、怖い思いを何回もしました。戦争が終わったら3歳くらいで病弱で、食べるものがないので、さらに弱り、何時死ぬかわからなかったので、この新聞を見たとき母のことを思いました。当時はどこの家も子供が多かったので、親は苦労しました。今日は長崎の原爆が落ちた日です。主人の親たちも、広島の近くにいて、義妹がお腹にいるときに原爆に会い、今でも義妹は後遺症が出るみたいです。本当に戦争はあってはならないと思います。戦争を知っている方々が、去っていきますが、何時までも平和であってほしいです。新型コロナウイルスも目に見えない戦争でしょうね。
(2020.08.09 20:15:51)
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