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カテゴリ:鹿児島の歴史
久しぶりに勇壮で、しかもほぼ完全な形で残されている仁王像に出会うことができた。 ここは日置市吹上町湯之浦にある南方神社(諏訪神社)の入口である。鳥居には「明治十年(1877)と刻印されている。 下の写真は阿像。向かって右側に立つ。 下の写真は吽像。向かって左側に立つ。 仁王像の立つ鳥居から数百メートル先にもう一つ南方神社の鳥居がある。 一の鳥居から二の鳥居まで行く途中の右側に海藏院跡がある。ここには珍しい墓標がたくさんあるので後で書くことにした。 現在ここの鳥居は一つしかないが、幕末の地誌「三国名勝図会」(さんごくめいしょうずえ)によると並立鳥居だったそうだ。鹿児島県の諏訪神社には並立鳥居が現在もいくつか残されている。 当ブログにも私がこれまでに唯一並立鳥居を見た記事を書いた2015年12月3日「並立鳥居の諏訪神社を訪ねる」を残している。場所は同じ日置市東市来町湯田1896の諏訪神社である。 ここにはまた左側に稲荷神社もある。塗り替えられたばかりなのか鳥が美しい朱色に輝いていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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