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カテゴリ:旅行・ドライブ
9月も終わりに近づいた今頃、3月の長崎の旅を書いている呑気なジージである。それも途中であちこちに飛び火するばかりか、書き込む間も途方もなく緩慢で忘れたころにやっと神輿が上がるという有様である。その昔、一年間、間を置いたこともあるジージにすれば、これももう習い性になってしまったのかと、自分で思う。実に情けない話である。 さて、今日のタイトルの「長崎新地中華街をさるく」の「さるく」の意味をブロ友の皆さんはご存じだろうか。以前、長崎の話題を書いたときに同じ「さるく」という言葉を解釈も入れずに使った記憶がある。「さるく」とは長崎でも使われていることは、その昔、長崎に3年間住んだ私には「ここは鹿児島か」と戸惑った記憶もある。鹿児島弁でも同じ意味で使っているからだ。 そこで今回「さるく」という言葉をネットで調べてみた。 すると、「長崎、佐賀、福岡南部、宮崎、熊本、鹿児島で使われていて、九州の共通語に近い」と書いてあるのを発見した。私は長崎で鹿児島を感じたのだが、思っていたよりも九州各地で使われていることを初めて知ることだった。 肝心な「さるく」の意味はもう皆さんお気づきと思うが「うろつきまわる」「ぶらぶら歩く」「歩いて回る」「歩く」などである。 因みに鹿児島ではそれが訛ると「きゅはいっぺこっぺさるっもしたやすったいだれもした」(今日はあちらこちら歩き回ったのですっかり疲れてしまいました)というような使い方をするが、もう鹿児島でも若い人には通じない。 この日は3月28日。これまで飛び飛びで書いてきたように朝早くから「一本足鳥居の山王神社」「原爆落下中心地の松山公園」「平和公園」「浦上天主堂」「如己堂」「オランダ坂と東山手」「孔子廟」「グラバー園」「唐人屋敷」とさるき回って、やっと中華街にたどり着いた。 長崎に来た観光客は日本人、外国人を問わずほとんどの人が訪れる場所である。 「長崎新地中華街」は文字通り新地町に形成された中華街であるが、横浜中華街、南京町中華街(神戸)とともに日本三大中華街と称される。 南北250mの十字路には、長崎の姉妹都市である福建省福州市の協力により石畳が敷かれ中華料理店や中国雑貨店など約40軒が軒を連ねる。 四つの門があり、四神及び五行に基づく色は次の四つである。 東門 「青龍」 (青) 西門 「白虎」 (白) 南門 「朱雀」 (赤) 北門 「玄武」 (黒) 下の門は「北門」 ちゃんぽんを食べた後だったので、「角煮まん」と「ごま団子」を買って中華街に隣接する「湊公園」で食べた。 この湊公園は毎年旧暦の正月に当たる春節に開催されるランタンフェスティバルのメイン会場となる。 ランタンフェスティバルにはまだ行ったことがないが、一回は行ってみたいと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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