テーマ:グランドカバー(1570)
カテゴリ:クラピア(2024年)
よく質問されるのですが「クラピアは防草シートと一緒に使うんですか?」答えは、植える場所によって使い分けが必要です。 メーカーや販売店のオンラインショップでは使用場所まで明記していないので、誤って購入してひどい目にあっている方がたくさんいるので注意が必要です。 人やペットが上を歩くような場所にクラピア用防草シートを使うと、下の画像のように生育不良が起きてスカスカになります。 これは下の土が踏みしめられて固くなったりすることで、シートに根が貫通しない通根不良によって引き起こされます。 クラピアの苗と防草シートをセットで販売しているオンラインショップもあるので、クラピアを植える時はシートを使うのが当たり前のように感じますが、それは間違いです。 何度も言いますがクラピア用防草シートは植える場所によって使い分けが必要です、踏圧のかかる一般住宅の庭には不向きなので、十分に注意してください。 クラピア用防草シートの主な使用場所はあくまでも粗放管理する、道路や河川の法面、畦畔、太陽光発電施設など、踏圧のあまりかからない場所です。 ---------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------- 今年クラピアを植栽予定の方へ注意喚起です、踏圧のかかりやすい場所ではクラピア用防草シートを使用しないでください、使うと必ず通根不良などの不具合が発生します。 踏圧がかかりやすい場所とは、人やペットが頻繁に上を歩くような広場や一般住宅の庭です、庭で子供たちと遊ばれるのであればクラピア用防草シートは使用しないで、苗を土に直接植えてください(苗直植え工法を推奨) 高価なクラピア用防草シートをせっかく敷いても、不具合が発生して剥がしたり穴を開けるケースが出ていますので、最初からクラピア用防草シートを使用しない方向で検討してください。 我が家はクラピア用防草シートを使用していませんが、雑草はほとんど生えてきません、クラピアを緻密に繁茂させることによって、シートがなくても十分に雑草を抑制してくれます。 クラピア用防草シートはクラピアガーデンシート、クラピア専用オリジナルシートとも呼ばれていますが、クラピア専用の通根タイプの防草シートのことで、クラピアマルチシート、クラピアバイオシート、植栽シートライト、二層構造防草シートなどを指します。 クラピア用防草シートによる不具合とは:シートに根が通らない通根不良、木質化、被覆密度の低下による茎葉のスカスカや擦り切れ、発根不良に起因する葉枯れ、夏枯れ、凍害、生育不良による病害虫の発生です。 クラピア用防草シートそのものが悪いわけではありません、使用場所を誤ると不具合が発生するということです、このことを記載しているオンラインショップはありませんので、知らずに購入されて泣き寝入りするケースが後を絶ちません。 クラピア用防草シートで発生した不具合の解決方法など、お悩み事についてのご相談はインスタのダイレクトメッセージで承っていますので、気軽にアクセスしてください ↷ https://www.instagram.com/kurapia_channel/ 生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。 クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※ゴールデンスター ® は、キンボシ株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月20日 05時40分20秒
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