ついに見た犯虫の正体、葉がかすり状のアスターたち
ちょっと目を離したすきに、小さな鉢植えの宿根八重咲きアスターの葉の緑色が抜けて、白くかすり状になりました。NHK趣味の園芸9月号の「今、対策を立てたい病気と害虫」の中に、葉裏に黒い点々がついていたら、アワダチソウグンバイとありました。 葉の裏を確かめると、少し黒い点々が・・・ 090902 アワダチソウグンバイの姿はありませんでした。宿根アスターは、これから咲くという8月の終り頃に、ハダニと思い、葉水をかけましたが、茎の先が枯れてきたので、切り戻しました。アワダチソウグンバイは、セイタカアワダチソウやヨモギなどキク科の雑草で、成虫で冬越しして、6月にキクに飛来するそうです。 090729 0908138月中頃、根元まできれいに咲いたマイクロアスターは、アワダチソウグンバイの被害を受けていません。一昨日の午後、玄関脇のフラワースタンドのムラサキルーシャンの葉色が、少し悪いなと思いながら、夕方遅く水やりをしたので、気づきませんでしたが、 090904 090905翌朝見たら・・・無数のアワダチソウグンバイが!2000年に北アメリカからの侵入が確認され、成虫の姿が相撲の軍配に似ていて、セイタカアワダチソウで繁殖、越冬するので、アワダチソウグンバイと名づけられたそうです。アワダチソウグンバイに効果のある薬剤で、一般に入手しやすいものはないとのことで、手でしごいて駆除しています。ムラサキルーシャンはキク科ケントラタルム属ですが、少し離れた場所に置いている段菊を調べると、キク科ではなくクマツヅラ科なので、無事でした。同じ場所のキク科のジニアはまだ無事でしたが、ユリオプスデージーは、葉裏ではなく表に堂々と、黒い点々(排泄物)をつけられている最中でした・・・ ↓ ←アスターに戻ったのを発見。アワダチソウグンバイの姿がなくなるまで、とりあえずは、毎日庭中のキク科のお花さまの葉をチェックし、新たな発生がないか見張ることに。今年初めて発生した、新しい害虫のアワダチソウグンバイが、これから毎年発生するのではと思うと・・・トーホク切花用アスターの種花式部ともよばれる日本情緒を感じさせる花です。段菊花言葉は「忘れえぬ思い」高価な衣装をまとったような花激安!33%OFF!【切花人気品種】段菊 苗