12月31日の誕生花 カンギク(寒菊)の花言葉「真の強さ」、冬に咲くフユギクの(冬菊)の「けなげな姿」
冬に、羽状に裂けた葉をつけてまっすぐ伸びた茎の上方で枝分かれした茎先に、黄や白、紫紅色の小輪や中輪の花がこぼれるように咲きます。12月31日の誕生花は、年末年始を明るく彩る冬咲きのキク(菊)、カンギク(寒菊)。花の名は、寒に咲くキクで、漢名の音読みのキクは行き詰まるという意味の「極まる」で、花が1年の最後に咲くことから名づけられました。菊の漢字は散らばった米を1ヶ所に集めるの意で、花弁を米に見立てたものです。 花言葉「真の強さ」は、厳しい冬の寒さや霜に耐えて咲く花の凛とした姿からきているのでしょう。花言葉「けなげな姿」は、花の少ない寒い季節を選んで、凍えてしまいそうな冷たい風にゆれながらもしっかりと咲く気品のある花の姿からつけられたのでしょう。 鑑賞用のキクは開花時期によって、春菊、夏菊、秋菊、寒菊に分けられ、カンギクは秋咲きのコギク(小菊)やシマカンギク(アブラギク)を品種改良した園芸種です。カンギクは霜にあうと葉が美しく照り輝くように紅葉するので、テリカンギク(照寒菊)とも呼ばれていますが、霜が降りることが少なくなった今は紅葉するキクの葉を見かけなくなりました。キク科キク属、耐寒性多年草、原産地:中国。別名:カンコギク(寒小菊)、フユギク(冬菊)カンギク(寒菊)の花言葉:けなげな姿、繊細、真の強さ。カンギク(寒菊)の誕生花:12月16日、12月31日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。山野草 イチゲ