9月30日の誕生花 ギブネギク(貴船菊)の花言葉「多感なとき」、「薄れゆく愛」の花
秋に、上部で枝分かれした花茎の先に、縁にギザギザ(鋸歯)のある数枚の小葉の中心に一個つけたつぼみが花柄を高く伸ばして、紅紫色の八重の花を咲かせます。9月30日の誕生花は、秋の風になびく優美な花、ギブネギク(貴船菊)。花の名は、花の姿がキク(菊)に似て、京都の貴船山に多く生えていたことから名づけられました。別名のシュウメイギク(秋明菊)は、秋にキク(菊)に似た明るい花を咲かせることからつけられています。 シュウメイギクは英名がJapanese anemoneで、アネモネの仲間です。花言葉「薄れゆく愛」はアネモネと同じ花言葉で、ギリシャ神話の愛と美の女神アフロディテが愛した美少年アドニスの伝説からつけられています。花言葉「多感なとき」は、長い花茎の先に次々と咲く紅い八重の花が風にゆれる美しい様子をたとえたものでしょう。 ギブネギクの花は、長楕円形や線状楕円形など大きさの揃っていないガク(萼)が弁化したもので、花の中心に球状に集まった多数のめしべを囲むように、おしべが多数ついています。昔庭で咲いていた花は園芸品種の赤八重で、お彼岸に貴船神社に行く道で咲き始めたキブネギクが本来のキブネギクの花形に近いのでしょうか。キンポウゲ科アネモネ属、耐寒性多年草、原産地:中国、台湾別名:シュウメイギク(秋明菊)、アキボタン(秋牡丹)ギブネギク(貴船菊)花言葉:薄れゆく愛、あせていく愛、淡い思い、多感なとき、利益、忍耐。ギブネギク(貴船菊):9月14日、9月30日、10月3日、10月7日、10月8日、10月12日、10月15日流通時期:ポット苗は春に、鉢花は晩夏~秋に見かけます。園芸ネット プラス、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、千草園芸さんにあります。