トヨタ カローラ:E30系 バン
トヨタ カローラ:E30系 バンブログの再編集に当たり、鉄道系ばかりの記事に偏っているため、今回はクルマをご紹介したいと思います。昭和50年代~、運転免許取得率が急激に上昇しており、それまでクルマを持っていなかった家庭にもマイカーが備わる時代がやって来ました。しかし、当時としてもクルマは高価な買い物であったため、まだ中流家庭に届くかどうかの時代でもあり、廉価なクルマが圧倒的に売れていました。その中でも特に売れていたのがトヨタカローラと日産サニーで、特にトヨタカローラはしばらくの間、売上日本一を続けていました。私の父親は、勤めていた日立が地方移転することになってしまっために退職せざる得なくなり、ここに合わせて運転免許を取得したようです。最初は中古のトヨタコロナのライトバンを使っていたと思いますが、運転が慣れてきて、いよいよ新車を購入することになったようです。この時の新車がトヨタカローラのライトバンでした。昭和61年3月頃クルマはあまり詳しくないので調べたところ、E30系というトヨタカローラ3代目に当たる形式だそうです。もうとっくに廃車になっているので、ナンバーを晒しても問題ないでしょう。「埼44」も今は思い出の表記ですね。「熊谷」ナンバーが出来てから「大宮」ナンバーに変わりました。昭和61年と言えば、私が免許を取ってマイカーを買った次の年です。カローラE30系は昭和49年からの製造で、私が小学生の時にはこのクルマが既にありましたから、新車として登場して直ぐに購入したものと思われます。このとき既に12年以上が経っていまして、確か平成に入るくらいにはまだ乗っていたような気がします。今では殆ど見られないカラーですが、発売当時、この形式ではこのカラーがメジャーで、日産サニーでもほぼ同色が存在していました。当時はかなり人気のあるカラーだったのでしょう。E30系では、このクルマのようにボンネットが滑らかなタイプと、ラジエータ部分が上に張り出したタイプが存在したのですが、形式的には区別されていないようなので、スタイルがチョイスできたのか、或いは前期と後期があったのかもしれません。