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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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ゴロワのブログ GAULOISES1111さん
Tomy's room Tomy1113さん
2008.10.03
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ハワイは完全初心者のMizumizuと、ハワイは3度目ながら、マリンスポーツに興味のないMizumizu母。

このコンビで何をしよう、と考えて、意見が一致したのは、「そうだ、イルカと遊べるSea Life Parkなるものに行ってみよう」ということ。

ワイキキは島の南東だが、Sea Life Parkは北東にある。旅行社からもらったオプショナルツアーの一覧(もりだくさんのアクティビティにびっくり)にもあったのだが、バスでも行けそうなので、ホテルの部屋から施設に電話してみた。部屋から島内への電話はすべてタダ。

電話でバス便のことを聞くと、22番か23番にのって約1時間とのこと。オアフのバスはどこまで乗っても2ドル。すぐそこのショッピングセンターに行くにも2ドル、1時間かけて島の反対側に行くのも2ドル。遠くに行く場合はとっても安い。ただし、お釣りが出ないので、1ドル札を用意するのを忘れずに。2時間以内なら方向にかかわらず、乗り換え自由なので、乗車の際にチケットをもらおう(たいがい黙っていてもくれるけど)。

乗るバスはわかった。次はバス停だ。さっそく準備を整え(水着も持った)、コンシェルジュ・デスクへ。幸いにも、例の「天然記念物」おじさんではなく、若い女の子が座っている。22番か23番のバスに乗りたい、と言うと地図をくれてバス停を教えてくれた。ホテルを出てすぐのLewers(ルイス)通りを2ブロック北上して出る、クヒオ通りのこちら側(海側)だという。ホテルからほぼまっすぐ、簡単だ! 時刻表はないが、30分に1本あるという。

というワケで、22番のバスに乗った。ダイヤモンドヘッドの麓を通り、島の東北側へ。バスでは右側に座ったので、青い海とゴツゴツしたオアフ島の海岸線の景色が楽しめた。

しかし、この景色、どこかに似てる…

そうだ、夏の北海道!

積丹あたりの狭い海岸沿い、あるいは襟裳岬に続く道、はたまた札幌から道北へ向かう途中――海沿いの丘に沿ってうねるような道。木のない岩がちの海岸線はセピア色、陸に広がっているのは緑の草地、遠くへ視線を移せば、どこまでも続くディープブルーの海……

以前夏は北海道で過ごしていたので、休日はよくドライブをした。そのころにタイムスリップしたような気分になった。

ただし、やっぱりビーチは違う。北海道には、夏とはいえ、ハワイのように泳ぎやすそうなビーチはほとんどない。岸壁に囲まれた砂地の、ワイキキよりずっときれいな天然(なんだろう、たぶん。それともワイキキのように砂を入れているのかな? よくわからない)のビーチで泳いでる人を見ながら、なんとか「北海道とは違う」と自分に言い聞かせる(笑)。

1時間ほどでSea Life Parkに着いた。降りる場所がわかるかな? と少し心配していたのだが、杞憂だった。周囲には何にもないし、Sea Life Parkの入り口まで行ってくれるから、間違えようもない。

チケット売り場で、「イルカと泳ぎたい」と言うと、メニューを口頭で説明してくれた。
腰のあたりまで水に浸かってイルカに挨拶する「エンカウンター」 99ドル
イルカ一頭と一緒に泳げる「アドベンチャー」 149ドル
イルカニ頭に足の裏を押してもらって立ち泳ぎができる「ロイヤルスイム」 199ドル
だそうな。

け、けっこう高いわね…… と一瞬ビビるが、イルカにさわる機会なんて、そうはないので、「アドベンチャー」を選択。11時45分のコースを予約した。これを逃すと次回はもう14時台になるよう。

入り口を通り過ぎると施設があまりにさびれ感アリアリで、ちょっとギョッとなった。午前中早めに来たせいか人もまばら。一応大きな水槽があるのだが、たとえば沖縄の美ら海水族館なんかとは比較にもならない。というか、ここは水族館ではないのだ。イルカあるいはアシカと遊ばないのなら、来る必要なし。

時間が来るまでイルカの調教などを見て時間をつぶす。
しっぽをたてます

時間になる前に水着に着替える。ただし、プールまで結構歩くので、ホットパンツ形の水着かあるいは、腰巻のようなものを持っていくとよいと思う(最初からモロ水着だけの人はいなかった)。

パーク内は閑散としているのだが、アクティビティ参加者は案外たくさんいた。10人弱かな。日本人もMizumizuを含めて3人。プールに入る前に、ライフジャケットが貸与され、「イルカのヒレを持つときは、こうやって……」という簡単なガイダンスが日本語であった。

プールに入ると、おなかを上にしてじっとしてるイルカにさわったり……
腹ばいでおとなしい

キスしたり(写真なくて残念、でも本当にキスできます)……

カラダを撫ぜたり(とてもやわらかい)……
エンカウンター

深いプールに浮いて、その下をイルカが泳ぐのを見たり(水中眼鏡は貸与される)する……のだが、プールの水が汚くて、あまり見えなかった(苦笑)。

で、お待ちかねの「イルカと泳ぐ」のは、ほんの3秒か5秒ほど(再苦笑)なのだが、イルカ君がこちらに泳いできて、ターンをしながら腹を上にしてくれたところで、その左右のヒレにつかまって上に乗っかるようにして一緒に連れて行ってもらう、というもの。タイミングはイルカ君がうまく合わせてくれるので、失敗する人はいなかった。

あんまり時間が短かったので、なんだかよくわからないうちに終わってしまったが、確かにイルカのヒレにつかまって一緒に泳いだのは間違いない。

個人で参加しても、それなりに楽しめると思う。英語はわかったほうがいいが、わからなくても多分大丈夫。水着やタオル(できればサンダルも)は必携だが、パーク内でも買える。

イルカと遊んでお腹が少し減ったので、パーク内のレストランに行った。しかし、ここが大失敗。悪いことは言わない、

Sea Life Parkのレストランで食べるのは避けよう!

レストランといっても軽食しかない。ちょうどお腹のすく時間にアクティビティが終わってしまったので、仕方なく入ったのだが、信じられないくらい

高くて、まずい!

まずそうなメニューから、ホットドッグ(ポテト付き)を選んだ。ほとんどの人がコレを選んでいた(ほかに食えそうなもんがないし)。

お行儀のよいアメリカ人青少年と一緒に並び、「こんな程度のモノを出すのに、なんでそんなに時間がかかるわけ?」と思うようなノロノロのサービスに付き合う。

2人でコーラ(中)1つでよかろうと飲み物は1つにして、ホットドッグ(ポテト付き)の料金を払う。それが、税込みでな、なんと……

9.37ドル!? (1000円)

コーラ1杯とホットドッグ1つでですよ! 倒れそうになった。いくらなんでもボリすぎじゃないの? (内訳はコーラ3ドル、ホットドッグ5.96ドル、それに税金)

しかも、ホットドッグは、ばさばさのパンにソーセージをはさんだだけの、見るからにマズそうなシロモノ。ついでに言うと、ソーセージはヘンに生臭い。ここまでまずいソーセージをよく見つけてくるもんだなぁ。

しかも、いつもはあまりジュースなど飲まない母が「喉が渇いた。これじゃ足りない」とコーラをもう1つ買ってきた。うっかり(大)を買ってしまったのだが、コーラ1杯(大)の値段が、税込みで、3.66ドル(400円)だった。

しかし、ここのほかには売店にも食べるものは置いてないし、持込でもしない限り、選択の余地はない(まったくヒドイなあ)。悪いことは言わない。何か食べるものを自分で持ち込むか、多少お腹がすいてもガマンすることを勧めます、イヤ、ホント。

しかし、日本人の若者の非常識な態度にガッカリしたのも、このレストランだった。

No free refillsと手書きで書いてあるジュースマシンで、堂々と立ち飲みしながら、見事にrefillしていた日本人の女の子。

ケチャップマシンの前で、明らかにもうケチャップは終わっているから出ないのに、フックを何度も何度も執拗に、ガチャガチャと大きな音をたてていじり、なんとか出そうとムキになってる日本人の男の子。係りの人間に、一言「ケチャップが終わった」といえばすむことだ。機械を壊しそうで、見ていてヒヤヒヤ。こうした不可解な行動をとる日本人の若者に比べると、アメリカ人の青少年がとてもお行儀よく見えた。

仕方ないので、キッチンのおねーちゃんにMizumizuが言いに行った。すぐに中身を入れ替えてくれ、こちらは快適にケチャップを注いだ。

さて、これまでの人生の中でもワーストワンに列せられるぐらいひどいホットドッグをなんとか食べて、ワイキキへ戻るバスに乗る。

バスというのは途中で降りる場合、ちゃんと目的の停留所で降りられるかどうか……それが案外難しい。

「大丈夫よ、わかるって。ゼッタイ!」
と母は自信満々。でもイマイチ信用していないMizumizuは運転手に、地図を見せながら
「ここに来たら教えて」
と頼んだ。
小錦そっくりの運転手は、
「Lewers通りね。いいよ」
と快く返事をしてくれる。

しか~し、それでもMizumizuは信じない。運転手というのは、「いいよ」と言いながら、案外運転してるうちに忘れるのだ。1時間も乗るとなると、まず80%ぐらいは忘れられると思ったほうがいい。

どうしても忘れられたくない場合は、運転手のすぐそばに座り、地図を片手に、時間が近づいたら無言のままガンを飛ばすといい。こうすればだいたい思い出してくれる。

だが、今回は母も大丈夫と言っているし、運転手のそばの席は進行方向に向かって横に座るので快適でない。それで、ちょっと後ろのほうの2人掛けの席に座った。

案の定というべきか、愛想のいい陽気な運転手には乗客が次々話しかけて、運転しながら雑談場のような雰囲気になった。バスがワイキキの街へ入っても、しゃべりっぱなし。

これじゃもう、Lewers通りのことなんて飛んでしまっているな。

「あれ? どこ走ってるの?」
母がパニクった声を出す。来た道をそのまま帰ってくると勝手に思い込んでいたらしいのだが、バスのルートは行きと違った。

奇跡的に(?)手に持っていた地図で、Mizumizuは確認。どうやら、クヒオ通りよりさらに北の運河沿いのアラ・ワイ通り(クヒオ通りと並行した道)を走っていて、明らかにLewers通り(交差する道)はもう通り過ぎている。ということは、どっかでクヒオ通りに出て戻るな、これは…… と思っていたら、やはり南下してクヒオ通りに入り、逆方向に走り始めた。

「どこどこ? ここ?」
と地図をもっていない母は完全に方向を見失っている。必死で地図を見るMizumizu。ありがたいことに、クヒオ通りと交差する道々の標識がバスから一瞬だが、順次確認できた。

地図を見ながら、そろそろLewers通りだ! と思ったところで、運転手にかけより、
「ルイス・ストリート?」
と聞いた。

すっかり忘れていた運転手も、それで思い出したのか、
「ヤー!」
とお返事。母を手招きして、無事に降りた。ホッ!

別にちょっと行き過ぎても、ワイキキの街の中なら乗り換え自由だし、そんなに心配することもないのだが、無事にホテル最寄りの停留所で降りることができたので、時間はロスせずにすんだ。役立ったな~、ホテルでもらった地図。

というワケで、イルカと遊ぶのに興味がある方は、1ドル札を用意して、バスでどうぞ。個人でも十分行ける。ただし、ホテルで街中の地図をもらっておこう。ガイドブックの地図はどうしても広範囲になる。ホテルでもらう狭い範囲のエリアマップのほうが便利。


















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最終更新日  2008.10.03 21:37:47



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