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カテゴリ:その他諸々
私が開業した平成15・16年頃は、新人行政書士というと開業5年以内位までの人をいう場合が多かったように思います。
私が専門にしている建設業許可関係(経審・建設・産廃等)を中心に100人に5人位は5年以内に専業で食えていたように思います。 平成20年以降は、リーマンショック・民主党政権・東日本大震災等、建設系の行政書士にとっては逆風が続き、開業5年以内に建設系で専業で食えるものなど、100人に1人もいるかいないか。まさに、元日行連会長M氏の言う通りだと思います。 平成20年以降の開業者は、食べて行くのが平成15・16年頃に比べたら難しくなっているのは事実で、建設業関係で食えるようになるまで10年位かかるので、開業10年位までが新人行政書士と言えるかもしれません。 そんな中で風俗営業や外国人の在留資格関係は、今まで多くの行政書士がさけてきた分野なので、今でも5年以内に食えるようになっている人も比較的いるようです。 従って、同じ首都圏や同じ県の行政書士でも、開業時期や専門業務の違いで、同じ行政書士でも言っていることが違うのは、当り前のことです。 まして、都道府県は47もあって、人口1300万人のところと、人口50万人のところがありますが。これを、同じ行政書士として、論じるのは無理があります。 人口が100万人もいないような過疎の県で行政書士専業で食べて行くのは至難の技で。そんなことは私が行政書士を開業した15年前どころか、法律会計専門学校で講師を始める25年前や、そのずーと前から言われてました。 神奈川県内でも横浜と湘南で同様に論じるには無理があります。いや、横浜市の中でも都会と田舎があります。湘南の中、いや藤沢市内ですら北と南ではかなり違います。 今は、首都圏ですら開業して10年でも専業で食えない行政書士が私の開業した頃に比べて遥かに多く。だからこそ、大風呂敷を広げているもの、ヒヨコ食いに血眼になっているもの、今までの行政書士の多くが避けてきた分野(風営、在留、車庫等)で食べているものが増えているのだと思います。開業した地域、開業時期、専門分野で同じ行政書士でも全然違います。 http://www002.upp.so-net.ne.jp/cooling-off/gyouseishoshi5.htm 平成12年までは行政書士ってこんなに報酬取っていたんですよ!。平成16年2月開業の私でも、羨まし過ぎる金額です。 昭和60年頃開業した同業の先輩から聞いた話では、建設業者にDM100通出せば、少なくとも新規5・6件来たっていうんですよ!。今、1000通だして、ゼロか1ぐらいでしょ。 行政書士のブログは大風呂敷が多いとか、専業では食えないとDISっているイタイ他士業や兼業者がいますが。 小職自身、開業15年目で、それ以前も行政書士に関連する仕事をしてました。通り過ぎてきた道なので、開業5年未満、10年未満の新人の内心は分かりますが。もう少し、大人の目で見てやれないの?と思いますが。 それとも、新人をDISって、溜飲を下げるしか方法がないほど、貴方達は食えていないんですか? よろしかったら、クリックよろしくお願いします!。 行政書士・山崎行政法務事務所・代表・山崎正幸 電話0466-88-7194 FAX0466-47-8383 http://homepage2.nifty.com/0466887194/
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Last updated
2018.03.18 01:32:45
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