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カテゴリ:経営(者)
行政書士事務所の中には、建設会社の関与先1,000件ある事務所で。補助者1人に毎日4件ずつ、一週間で20件、一か月で84件、1年で1,000件決算変更をやらせている事務所もあるそうです。 1件4万円として、年間4,000万円の売上げ。補助者の給与は年収200円程度でしょうから、経営者は笑いが止まらないでしょうね。そういう事務所は、全国に5万ある事務所の内の数件か、せいぜい十数件程度でしょうけど。 大体、補助者を何人か使っている事務所は、決算変更と更新ぐらいしかやらない事務所が多いようです。決算変更や更新なら、プロのような出来栄えは無理にしても、素人でも無理すれば出来るので。行政書士事務所の自給800円、900円程度のパートさんでも出来るでしょうね。 キチンと行政書士登録している税理士さんは、行政書士試験免除で登録出来ることが妥当かどうかは別にして、法的には問題ありませんが(悪法も法なり!?)。そうでない人もいるようですが。決算変更や更新ぐらいは、建設業関係が専門の行政書士からしたら、間違いは多々ありますが。一応、審査は通るでしょう。 何が言いたいのかというと。面倒なことも断らずに真面目にやっている事務所と、イイトコ取りして効率よく儲けてる事務所というのが世の中にはありますが。 簡単なことしか受任せず、安い時給のパートを使って、儲かっている事務所が、お客さんにとって、必ずしも良い事務所ということにはならないということです。 許可を追加できるのに面倒だから出来ないと言う。若しくは、許可を追加できる方法を知らない。一般から特定に出来るのに、要件が理解出来ていないのか出来ないという等など。 そういう、やや面倒というか、やや難解な仕事は、仕事は補助者に丸投げして、上手に立ちまわって、多くの利益を上げている事務所からまわってきます。というか、依頼者は、その時になって、諦めきれずに、面倒なことを引受けてくれそうな事務所を探すのでしょうね。 行政書士事務所ですと、補助者5人でも多い方で、神奈川ですら10人で最大手に近いです。税理士事務所になると10人・20人は珍しくないですが。 最初は、何も考えないで良いので、事務所の規模だけで事務所選びをする人が多いですが。因みに、資格者は大抵1名で、あとはバイトですが。素人さんは資格者だと思って、バイト君を「先生」と呼んでいる場合が多いようです。 ところで、行政書士の場合、スタッフ(パート・バイト)が多い事務所は、簡単な仕事しか受けないところも多く。許可が取れるのに取れないという対応をされる(そもそも、パートさんに専門的な知識やマニアックな知識があるはずがない)ことも多いようです。 仕事を依頼する側が、ある程度、建設業許可や経審のことに詳しくないと、金儲けの上手い行政書士事務所の「効率の良い?経営」に利用されてしまいます。 つまり、何事についても言えることだと思いますが。ある程度は理論武装が出来ていないと、自分のことすら守れないということになりかねません。 弊所の場合、開業以来15年、建設業許可や経審に特化していますので。行政書士会や、行政機関から行政書士会を通じて依頼されることもあります。自他ともに、その分野はある程度詳しいといえるのでしょうが。 自分の専門外のことは、無知なことも多く。どれだけ、ブレーンを抱えられるかにかかっているように思います。ブレーンになって頂いている方々には、ギブ&テイクを心がけています。 よろしかったら、クリックよろしくお願いします!。
電話0466-88-7194 FAX0466-47-8383 【当事務所が直接、お手伝いできる主な内容】 <営業許可> <法人設立> <相続>
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Last updated
2018.05.09 23:59:04
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