|
テーマ:お勧めの本(7221)
カテゴリ:本
子供に本を読んで欲しい~って思う親御さんは多いことでしょう。
私もそう思ってます。 小さい頃は読んであげてたけれど まあ段々忙しさもあって、読んであげなくなると うちの子はなかなか 読まなくなってきました。 全然読まない、ってことはないけれども、親としては「興味ないの~?もっと面白い本があって楽しいのに~」って思ってしまいます。 先日、本屋で見つけた「斉藤孝のイッキによめる!名作選」中学生。 これが なかなか渋い選集でした。 たくさん本を出して有名な斉藤孝さん。きっとこれも売れ線ねらいの教育本シリーズかな・・なんて思ってすみませんでした よく考えて14作、選んであります。 太宰治なら「貧の意地」、夏目漱石なら「硝子戸の中」、重松清なら「ウサギの日々」 村上春樹なら「スパゲティーの年に」、中原中也、坂口安吾、サンテグジュペリも。 親の私たちも 読んだことないなーというものでした。 あ、坂口安吾の「ラムネ氏のこと」は高3の国語の教科書に載ってたなあ。 で、一番先頭は江国香織の「デューク」というのが読みやすいところ。 これには 小5の次女も本を取り上げて読んでました。 このシリーズには小学5年生版もあって、こちらもおもしろい選択でした。 あさのあつこの「バッテリー」向田邦子、ファーブル、黒柳徹子、夏目漱石など。 一番先頭は さくらももこの「休みたがり屋」というエッセー。 うちの子は ここがおもしろい、と言って読みに来てくれました・・なんせ、自分とそっくりの事が書いてあるから・・(ちょっとトホホなんですが) 字が大きくて、時々挿絵があって、先生のやさしい解説がついてて・・ こんなにしてもらわなくても読めるでしょう、とホントは私は思うのだけれど これくらいしてあげないと 今の子はだめなんだ・・ 小学生も、中高生も、ひょっとして大学生も?・・なんてふと思ったけれども 斉藤孝さんは 手を尽くして、言葉を尽くして 読書の楽しみを教えてくれる 良い先生だなあと思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|
|