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カテゴリ:宝塚歌劇
19日、朝夏さんラストデイ、東京公演千秋楽のライブビューイングを見てきました。
大津、元パルコのユナイテッドシネマ。 私、千秋楽というのは 長いファン歴の中で一度も見たことがありません。 サヨナラショーは、後でビデオとかで見たことはありますけど。 いやー、ほんと感動でした。 まぁさまの男役集大成を、 一つ一つのシーンで、ああ、終わるとかみしめながら見ました。 まぁさまの確実に決めていく姿、役として生きている一瞬一瞬に、 まぁさま本人だけでなく、舞台の皆さんそれぞれ、 そして客席が、ものすごく力を入れて、心を込めて大切にしているのが感じられました。 まさに、ライブビューイング😊 お芝居のロマノフ、 2回目は、1回目には見落としてた、感じてなかったことも感じられて、 やはり、ウエクミ先生、ブラボーでしたね。 幕開きのところや、最初のパーティのところの皆さんのセリフもだいぶ聞きやすかったような。 2回目だからもあるだろうけど、やりとりを聞いて状況がすぐ理解できた。 フェリックスがドミトリーに友情をすごく感じてるというのも、よりわかったし、 ラスプーチンの手がすごく怖かったし、 ラスプーチンの周りにいた巫女みたいな2人は、 荻田先生の、かつての「螺旋のオルフェ」に出てきた霊能師の周りにいた巫女と同じイメージだなと思ったり、 オリガが、実は目覚めつつあって、最後は母の言いなりになったようで、母を、滅びつつある王朝の家族を守る覚悟持ったんだというのが悲しかったし、 ドミトリーが皇太后に呼ばれて、クーデターの計画を聞かされた時、 「あなた我が子を廃するのか」と言ったことに対して、「家族よりもロシアの民、土地を守るため」と 答える皇太后ーーー、直虎の栗原小巻じゃないの! と思ったり。 9月より一層楽しめました。 ドミトリーとイレーネ(イリナ)の最後のやりとり、ロシア語の単語を教えてもらったのくだり、まさに涙腺決壊ってやつでした😅 一つ一つのロシア語を2人が言うたびに、 涙があふれました。 今思い出しても泣ける。 ドイツからロシアに覚悟を持ってお嫁入りしてきた、美しい、孤独なイレーネが言葉を習得していって、 これまた美しく、聡明な皇族のドミトリーと 寒い寒いロシアの景色が目に浮かぶようで (もちろん、見たことないです😅) 「イレーネと呼びたかった」というセリフと笑顔も。 ここに、このラスプーチン暗殺事件をめぐるロマノフの崩壊前夜のドラマがちゃんと終結するようで、 感無量でした。 大劇場観劇時にはここまで思わなかったから、 他の方もかかれているように、 進化している舞台だったわけですね。 ショーも、あの惑星の曲で踊るまぁさま、 素晴らしすぎる。 黒燕尾のあの姿、忘れることはないでしょう。 大階段から、男役たちを従えて降りてきて踊るシーンは、ファンの誰もが待ってましたと思う、 大好きな大好きなシーンで、瞬きもせず見てるんだけど、 少しずつ少しずつ、その振りが過ぎていくと、 終わりに近づいていくんだと思えたんですね。 すっしいさんが親分で、元恋人のうららちゃんを 帰ってきたまぁさまが近づいて、結局は怒った親分の差し金で殺されるという場面も かっこよかったです。 これは、もう何回も色んなショーで、 色んな人で繰り返されてる😉、 ある意味お約束の一つと言えるかもしれませんが、 お約束のように、ばっちりかっこよいのです。 観音さまのような金ぴかの衣装に、振りの中詰? 金ぴかだけど、不思議に似合ってすてきで、心に残るシーンでした。 千手観音を見るたびに思い出すことでしょう。 本当に本当に堪能しました。 そして、サヨナラショーも。 オープニングの曲は、 「紅の墓標」でしたねー。春野さんの。まぁさまは新人公演の主役だったとか。 圧倒されたのは、ソーラン節ですよね。 明るくかつ迫力ある声、切れがあってかつしっかりした動き。息が切れてるようには全く見えない。 まぁさまだけではないけど、女の子には見えない力強さですよね。 そして、客席降りに、銀橋に脚かけ😊🌹 最後の挨拶、次期トップの真風さんを紹介して、観客によろしくお願いしますというところもまた、ジーンとしてしまいました。 真風さん、男っぽい姿なのに、可愛らしかった。 最後のまぁさまは、本当に清々しく、 充実感溢れるお顔で、そんなずっとファンで特別応援していたわけでもない一ファンとしても、 胸熱くなりました。 カッコイイ人だなあ。 本当に、見に行けて良かった!ライブビューイング❣️でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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