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カテゴリ:宝塚歌劇
9月5日、花組大劇場千秋楽公演のライブビューイングに行くことができました。
柚香光さん、れいちゃんのトップお披露目公演。 もうここで繰り返し書きたくないことだから、 そこはもう、お察しくださいなことなんだけど、 千秋楽、ライブビューで見られて、 本当によかった。 れいちゃん、トップ就任おめでとうございます㊗️🎊 それはそれは、ロマンティックで、 美しく、強くもあり、せつない少尉でありました。 華ちゃんの紅緒さんは、 前回、ドラマシティ公演の時より、 より堂々として、可愛い、 紅緒さんらしい紅緒さん 紅緒さんの存在に、少尉が 助けられてる、救われてると思っているのが納得の紅緒さんぶり。 オープニング後の剣道のシーンの動きも見事だし、 牛五郎と出会ったときのパラソルでのやり合い?も、 漫画に^_^見えるような動きで楽しかったし、 酔っ払うところもうまい!可愛い。 ライブビューが始まる前から、 今回の再々中止を乗り越えての3日間、 千秋楽という特別さに緊張していたけど、 始まると、漫画『はいからさん』を読んでいた 中1のときに感じていたことが 蘇ってきました。 漫画に比べて、少尉が子供の頃から寂しかったこととか、 我が身を支えるために強く、冷静で穏やかで、 賢くなろうとして、そうなってきたんだなという、 そういう少尉のせつない内面が表現されていると思います。 一応、少尉主役ですから。 そして、それが、 ラリサとともに日本に来て紅緒さんと会ったときの 表情や態度になるんだなと思った。 ここは結構爆発寸前に見えたんだけど、どうだったかな・・・忘れてしまいました(^^;; それと、少尉の気持ちでいくと、 編集長との殴り合いのシーンは、 編集長としっかり向き合ってる、 その思いを受け止めますという気迫があって よかったですよね~。 上演時間が少し短くなっているのもあってか、 あと1分、2分ここでセリフがあったらなーとか思ったところは ありました。 少尉役のれいちゃんの姿や動きがやっぱり美しくてね~~。 特に、走って舞台を横切る、去っていくところは 結構スピード出して走っているように見えたし、 そういうところは漫画チックといえばそうで、 より漫画の中から抜けでたような感じ。 紅緒さんとのソファでのシーンは 美しくもかっこよく、 赤くなって困惑する紅緒さんに対して 去り際「おもしろ」と言ったのは、この日のバージョンかな^^ 客席が笑ってたので。 サンドイッチのときも、なんかキュンとした。 サンドイッチ、いーなーって、 漫画を読んでいたときもそう思ったのを思い出した。 瀬戸かずやさん・あきらさんの編集長も 思い切ってて、かつ優しく包容力があってすてき。 マイティー、むっちゃマイティー^^ かっこいい~~。 蘭丸の聖乃あすかちゃん、しっかり女形の蘭丸で お、男役が板についてきたんだーと 前回のときの印象から思いました。 環の音くりちゃんは、もちろんうまくて 何やっても安心感♪なわけだけど、 最後まで一貫して^^;すっきりきれいな、 まぎれもなくきれいな役柄でした。 組み替えの永久輝せあさん、高屋敷。 高屋敷、すてきに昇格ですね~。 笑顔が超さわやか。 今度雪組のトップ娘役になられる、 吉次の朝月さんは、着物姿が粋で、かつ優雅で さすがですー。 ライブビューなので、帯のところもよく見えるんだけど、 ちょっと斜めに帯の上のほうが折られているのか、 飾りがされているのか、よく覚えていないものの、 違うなあ♪と感じ入りました。 牛五郎のつかさくんも、もちろんうまくて 頼もしいって感じでしたし、 少尉のおじいさんおばあさんの 英真なおきさんや美穂圭子さんも、 印念中佐の優波さんも、紅緒のお父さんの冴月さんも 狸男爵の舞月さんも、 編集長のお母さんの春妃うららさんも、 とっても魅力的で、「おっ、あの人がやってるんだ~」 といちいち^^楽しめます。 で、特筆したいのが、 組長さん、高翔みず希さんのリーダー。 すごいリアリティーと迫力ですわ。 1月のドラマシティのときの驚き、健在です。 (すごく痩せられた気がして・・・ 組長さん、本当に本当に大変だったろうとお察しいたします) そして、びっくさん、編集長のお父さん役ということで 新たにつくられた役ですが、 銀行家でお金は持っているけど、 家柄を望んで華族出身の奥さんを迎えたけど、 奥さんに遠慮して・・・って、 そういう役、似合うなあ^^ 編集部はヴィッカーズ商会でしたね(笑) びっくさんや和海しょうさんの歌がなかったのは 残念だったけど、 劇中で歌手2人、田谷力三は泉まいらさんですよね、 もう1人、娘役さんは誰だったのかな、 お上手なお2人でよかったなあ。 若手の方の歌もいいですよね。 いろいろ、思いのほか書いてしまいましたが、 とにかく、この日の公演は特別だったと感じました。 最後の挨拶は、本当に涙。 「舞台に立って、お客さまの前でやることがこんなにも、こんなにも--」 のくだりは、本当に切実で胸がいっぱいになりました。 芝居は終わっているのに、少尉かれいちゃんか分からないような、 少尉の状況がもう一回繰り広げられるような気になりました。 そして、歌われた「フォーエバータカラヅカ」の歌。 最後の最後、れいちゃんがカーテン前で、 「こうやって持って帰りたい」 --観客の前で演じられる今日の日の幸せを言ってたんだけど、 特に再開後の休演期間のこの一月の、 こちらからは想像だけのことだけど、 いろんなことを踏まえての一言だと思うと、 本当に胸がつまりました。 この日、観客席は当然半分程度。 開演前の静けさは、ライブビューの会場にも伝わります。 大劇場の観客の人の手元のバッグをさわる音が 聞こえるくらいなんですよ。 会場の外のロビーの音楽も聞こえるし、 いつもなら、ザワザワザワザワというかなりな 賑わいです。それが全くですよ、しーんですよ。 (幕間の休憩中は、ザワぐらいな感じはしたけど、 それでも全然・・・) それなのに、拍手は、普通の1.5倍はあったんじゃないか というぐらい。 この日、大劇場に行った人たちが、 行けなかったファンの濃い濃い思いを引き受けて 拍手してくださったんだと思って、 そこにも密かにじーんとしたのでした。 パンフが買えなかったので、 梅田のキャトルに行くか、通販で買うつもり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年09月15日 13時51分34秒
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