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ナがために鐘はなる・なんの役にもたたないけれど

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2020年09月06日
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カテゴリ:宝塚歌劇
9月5日、花組大劇場千秋楽公演のライブビューイングに行くことができました。

柚香光さん、れいちゃんのトップお披露目公演。
もうここで繰り返し書きたくないことだから、
そこはもう、お察しくださいなことなんだけど、
千秋楽、ライブビューで見られて、
本当によかった。

れいちゃん、トップ就任おめでとうございます㊗️🎊

それはそれは、ロマンティックで、
美しく、強くもあり、せつない少尉でありました。

華ちゃんの紅緒さんは、
前回、ドラマシティ公演の時より、
より堂々として、可愛い、
紅緒さんらしい紅緒さん

紅緒さんの存在に、少尉が
助けられてる、救われてると思っているのが納得の紅緒さんぶり。

オープニング後の剣道のシーンの動きも見事だし、
牛五郎と出会ったときのパラソルでのやり合い?も、
漫画に^_^見えるような動きで楽しかったし、
酔っ払うところもうまい!可愛い。

ライブビューが始まる前から、
今回の再々中止を乗り越えての3日間、
千秋楽という特別さに緊張していたけど、
始まると、漫画『はいからさん』を読んでいた
中1のときに感じていたことが
蘇ってきました。

漫画に比べて、少尉が子供の頃から寂しかったこととか、
我が身を支えるために強く、冷静で穏やかで、
賢くなろうとして、そうなってきたんだなという、
そういう少尉のせつない内面が表現されていると思います。
一応、少尉主役ですから。

そして、それが、
ラリサとともに日本に来て紅緒さんと会ったときの
表情や態度になるんだなと思った。
ここは結構爆発寸前に見えたんだけど、どうだったかな・・・忘れてしまいました(^^;;

それと、少尉の気持ちでいくと、
編集長との殴り合いのシーンは、
編集長としっかり向き合ってる、
その思いを受け止めますという気迫があって
よかったですよね~。

上演時間が少し短くなっているのもあってか、
あと1分、2分ここでセリフがあったらなーとか思ったところは
ありました。

少尉役のれいちゃんの姿や動きがやっぱり美しくてね~~。

特に、走って舞台を横切る、去っていくところは
結構スピード出して走っているように見えたし、
そういうところは漫画チックといえばそうで、
より漫画の中から抜けでたような感じ。

紅緒さんとのソファでのシーンは
美しくもかっこよく、

赤くなって困惑する紅緒さんに対して
去り際「おもしろ」と言ったのは、この日のバージョンかな^^
客席が笑ってたので。

サンドイッチのときも、なんかキュンとした。
サンドイッチ、いーなーって、
漫画を読んでいたときもそう思ったのを思い出した。


瀬戸かずやさん・あきらさんの編集長も
思い切ってて、かつ優しく包容力があってすてき。

マイティー、むっちゃマイティー^^
かっこいい~~。

蘭丸の聖乃あすかちゃん、しっかり女形の蘭丸で
お、男役が板についてきたんだーと
前回のときの印象から思いました。

環の音くりちゃんは、もちろんうまくて
何やっても安心感♪なわけだけど、
最後まで一貫して^^;すっきりきれいな、
まぎれもなくきれいな役柄でした。

組み替えの永久輝せあさん、高屋敷。
高屋敷、すてきに昇格ですね~。
笑顔が超さわやか。

今度雪組のトップ娘役になられる、
吉次の朝月さんは、着物姿が粋で、かつ優雅で
さすがですー。
ライブビューなので、帯のところもよく見えるんだけど、
ちょっと斜めに帯の上のほうが折られているのか、
飾りがされているのか、よく覚えていないものの、
違うなあ♪と感じ入りました。


牛五郎のつかさくんも、もちろんうまくて
頼もしいって感じでしたし、
少尉のおじいさんおばあさんの
英真なおきさんや美穂圭子さんも、
印念中佐の優波さんも、紅緒のお父さんの冴月さんも
狸男爵の舞月さんも、
編集長のお母さんの春妃うららさんも、
とっても魅力的で、「おっ、あの人がやってるんだ~」
といちいち^^楽しめます。

で、特筆したいのが、
組長さん、高翔みず希さんのリーダー。
すごいリアリティーと迫力ですわ。
1月のドラマシティのときの驚き、健在です。

(すごく痩せられた気がして・・・
組長さん、本当に本当に大変だったろうとお察しいたします)

そして、びっくさん、編集長のお父さん役ということで
新たにつくられた役ですが、
銀行家でお金は持っているけど、
家柄を望んで華族出身の奥さんを迎えたけど、
奥さんに遠慮して・・・って、
そういう役、似合うなあ^^

編集部はヴィッカーズ商会でしたね(笑)

びっくさんや和海しょうさんの歌がなかったのは
残念だったけど、
劇中で歌手2人、田谷力三は泉まいらさんですよね、
もう1人、娘役さんは誰だったのかな、
お上手なお2人でよかったなあ。
若手の方の歌もいいですよね。


いろいろ、思いのほか書いてしまいましたが、
とにかく、この日の公演は特別だったと感じました。

最後の挨拶は、本当に涙。

「舞台に立って、お客さまの前でやることがこんなにも、こんなにも--」
のくだりは、本当に切実で胸がいっぱいになりました。
芝居は終わっているのに、少尉かれいちゃんか分からないような、
少尉の状況がもう一回繰り広げられるような気になりました。

そして、歌われた「フォーエバータカラヅカ」の歌。

最後の最後、れいちゃんがカーテン前で、
「こうやって持って帰りたい」
--観客の前で演じられる今日の日の幸せを言ってたんだけど、
特に再開後の休演期間のこの一月の、
こちらからは想像だけのことだけど、
いろんなことを踏まえての一言だと思うと、
本当に胸がつまりました。


この日、観客席は当然半分程度。
開演前の静けさは、ライブビューの会場にも伝わります。
大劇場の観客の人の手元のバッグをさわる音が
聞こえるくらいなんですよ。
会場の外のロビーの音楽も聞こえるし、
いつもなら、ザワザワザワザワというかなりな
賑わいです。それが全くですよ、しーんですよ。
(幕間の休憩中は、ザワぐらいな感じはしたけど、
それでも全然・・・)

それなのに、拍手は、普通の1.5倍はあったんじゃないか
というぐらい。

この日、大劇場に行った人たちが、
行けなかったファンの濃い濃い思いを引き受けて
拍手してくださったんだと思って、
そこにも密かにじーんとしたのでした。


パンフが買えなかったので、
梅田のキャトルに行くか、通販で買うつもり。





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Last updated  2020年09月15日 13時51分34秒
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ぶどう^_^@ Re:最近読んだ本・読む本(12/06) どれも読んだことない。 面白そうです😉 …
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