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カテゴリ:猫
仕事を終えて、夜中の1時にシェルターに着きました。
なんだか熱っぽくて「あぁ、しんど。。。」と思わず口から出てしまう。 それでもシェルターの子達に会えるのは、本当に楽しみで「しんどぃ」と言いながらも足取りは軽いんですよね(笑) 特に、昨夜はガリガリの新入り子猫が入ってると聞いてたから、シェルターに向かう車の中で「どぅやって太らしてやろうか?」などと思い巡らしてました。 シェルターに着いて、ドアを開けると暖かい部屋の真ん中に毛布に包まれたケージが置いてありました。 中を覗くと、ちっちゃな毛玉のような子猫が隅っこに縮こまっていました。 ![]() 手を薬用石鹸で洗ってから、アルコール消毒して、子猫を触ってみると。。。 メンバーさんが、夕方に与えてくれたエサのおかげでお腹はプクプクなんだけど、背中はコツコツ(泣) しかも体全体にオイルのようなものが付着しています。 どんな状況で生活していたんだろう。。。 この子の兄弟が、今もお外にいるんです。 本日、もう1匹シェルターに入れると連絡があったので、もう1匹は来てるはずなんですけど。 てことは。。。あと1匹。 なんとか早く保護出来たらいいんですが。。。 この子達の保護の経緯は、また後日。 全頭を無事に捕獲保護できたら載っけます。 かなり酷いお話です(泣) それから地域猫反対派のtakaさんが保護したルアー猫ですが、許可を得ましたのでザクッと書かせてもらいます。 えーーーと、takaさんが室内飼いをお願いしてたんですが、交渉決裂で。。。 なんだか知らないけどtakaさんが、飼い主さんから5万円で買い取る形になったそうです。 なんだかすごく複雑難解な話です。 完全室内飼いは出来ない。。。という答えが、飼い猫放棄っていう最悪な結果です。 takaさんも「良くない形で収まっちゃったよ~」って、おっしゃってました。 私も、この話は全く理解できません。 takaさんは、猫ボラさんではありません。 ですが、買い取ったルアー猫は必ず里親さんを見つけて幸せにして下さるそうです。 どういう形であれ自分の猫を他人に譲り渡す。。。今回は、売り渡した形になるんですけど、そういうのって私には理解不可能です。 ま、飼い猫や飼い犬を保健所に持ち込む人がいるんだから、飼い猫を売る人がいても不思議じゃないか。。。 そもそも今回の件は、ルアー猫の飼い主さんのパーソナリティーに問題があるんじゃないかと思います。 猫の外飼いを注意されると、キレたりごねたり。。。 地域猫もそうですが、本当に動物云々以前に人間関係のゴタゴタが根底にあったりする訳です。 (ちなみにtakaさんは、『地域猫反対派』で『猫の室内飼い推奨派』だそうです。) それと「今回の事で猫に関わるの嫌になっちゃったよ~」と言いながら「またケガしたり病気してる猫を見つけたら保護しますよ~きっと。」と、笑いながら言って下さいました。 飼い主の手元を離れる事になったルアー猫。 この結果が良かったのかどうかは、わかりません。 でも、ケガしても病院に連れて行かず、お金でホイホイ飼い猫を引き渡すような飼い主なら。。。 これで良かったんじゃないかと思います。 takaさん、本当におつかれさまでしたm(_ _)m 飼い猫を放し飼いにする事は、違法ではありません。 犬のノーリードが良くない事だという認識は浸透していますが、猫の放し飼いに関しては結構うやむやですよね。 ですが、飼い猫がどこかで糞尿をしたり、交通事故に遭ったり。。。そういう事も含めて、考えてあげるのが飼い主の責務ではないのでしょうか? うちのエサ場でも、首輪を付けたり外したりしている猫さんがエサを食べに来るのですが。。。 一体どういうスタンスで飼われているのか、謎です。 実は、その子も捕まえて不妊手術しちゃったんですけど。。。飼い主さんからの苦情もないし。 比較的懐いている子なので、シェルターに連れ帰ろうとは思うんですが、首輪してるのを見ると考えてしまう。 私が、地域猫活動に向けて頑張っているのは、別にご近所の糞尿被害を無くそうとか、そういうのがきっかけではありません。 お腹を空かせた猫や病気の猫を放っておけなくて始めたんですよね。 だから猫達が幸せになるのであれば、放し飼いしてる飼い主さんよりも室内飼いで大事にして下さる飼い主さんの所へ送り出してあげたい気持ちの方が強いんです。 猫にとっては自由を奪われるんだから、ありがた迷惑かも知んないけど。 私は、本当にたくさんの礫死体を路上から引き上げています。 その礫死体を見る度に「このペッタンコになった子達も、うちのトラジや虎太郎と同じ猫だったんだ。」と、悲しくて愛おしくて。。。 だから路上にそのまま放置する事はできません。 最後の最後、ゴミと一緒に処分だなんて。。。そんな事できません。 子供の頃、TVや映画で観た未来の世界では車や電車は空を飛んでいました。 今は、2010年で人類が宇宙に旅行に行ける時代ですが、いまだに車や電車は空を飛んでいません。 猫や犬の礫死体を見る度に、「いつになったら車は空を飛ぶんやろう。。。」 そればっかり考えます。 そうなったら、路上で悲惨な死に方をする犬猫がどれだけ減るのでしょう。 車や電車が空を飛ばなくても。。。お家の中でしっかり飼ってあげて、外猫さん達には不妊去勢をしてあげて数を減らせば、不幸な猫は減らせるんです。 でも、人間のややこしさなんかを考えてると、空飛ぶ車を発明する方が遥かに簡単なように思えちゃうけどね(笑) ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() -------------------------------- 2011年度カレンダー ![]() このカレンダーの売り上げの一部が、猫たちのために使われます。 購入希望の方は→ココ ![]() 初島の猫達を助けて下さい! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月20日 22時33分23秒
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