北朝鮮と韓国の交戦
朝鮮半島で本日、韓国と北朝鮮の間で戦火があったようです。朝鮮半島の情勢は厳しくなってきています。もはや遊び半分で出かける場所ではありません。しかし、周囲の人達を見ていると、この緊迫した状態を知らない人が多数居ます。私が、年明けに韓国の釜山と慶州に組合の行事で行きますが、「もし北朝鮮に攻められたらどうしよう」と周囲の人間に話すと「絶対ありません」と自信満々に答えられました。去年の今頃までなら、まだそう言う回答もある程度わからんでもなかったでしょうが、今年の春頃の韓国の哨戒艦撃沈の後、そう言うことを自信を持って言える人は、世界の情勢に疎いと言わざるを得ません。でも、職場のかなり上の責任者でも、この情勢を知らない人が居ました。仮にもグローバルな会社でグローバルな判断をする立場の責任者が、隣の国で起きている軍事情勢を全く知らないなんて、不可思議な話です。ビジネスと軍事は次元の違う物だと思われているのでしょうか。軍事と経済は切っても切り離せない密接な関係があります。世界の軍事動向の理解がなく、どうしてグローバルな判断が出来るんでしょうか。理解出来ません。 北朝鮮の考えていることはわかりません。しかし、先日も核施設を外国の人間に見せる行為があり、虎視眈々と北朝鮮は行動を取っています。今後、この極東アジアで戦争が絶対に起きないなんて、何を根拠に言えるんでしょうか。日本は備える必要があります。憲法9条などと言う世迷言をいっている場合ではないのです。 今の、国会で憲法改正を訴えている政党はどこでしょうか。また、今年から憲法改正を可能にする国民投票法が今年から施行されたのはご存知ですか。この法案を通したのは、誰かご存知ですか。このあたりをお調べになって、次期選挙でどこに投票すべきかよく考えて下さい。 延坪島で50発以上着弾、民家にも 兵士2人死亡、住民など20人負傷産経新聞 11月23日(火)19時5分配信 【ソウル=加藤達也】韓国合同参謀本部によると、23日午後2時35分ごろ、韓国が海の軍事境界線と定める北方限界線(NLL)に近い韓国西方沖の延坪(ヨンピョン)島と周辺の黄海水域に、北朝鮮側から砲撃があり、50発以上が着弾、多数の民家が炎上した。韓国軍が応戦し南北双方で交戦となった。交戦で韓国軍兵士2人が死亡、兵士や住民20人が重軽傷を負った。韓国側は、警戒水準を最高度に引き上げ、北朝鮮に対する警戒を強めている。 現場付近の海域ではこの日午前、韓国軍が通常の射撃訓練を行っていた。韓国軍などの情報では、北朝鮮からの砲撃は1時間あまりにわたり断続的に加えられた。金泰栄国防相は、北朝鮮の砲撃は50発余りで、韓国軍の応戦は約80発だったとしている。韓国側は戦闘機を緊急出動させ、警戒水準を最高度に引き上げた。 KBSテレビは、島の数カ所から黒煙が上がる様子とともに砲撃音を伝えた。着弾地付近の山林では山火事が起き、家屋60~70軒が炎上、住民は防空壕(ごう)に逃げ込んだり、漁船で脱出したりしているという。住民に多数の死傷者が出ているとの情報もある。韓国空軍は航空機で上空から監視、偵察飛行を続けている。 この事態を受け、李明博大統領は青瓦台(大統領府)で安全保障関係閣僚会議を緊急招集し、対応策を協議、「断固対応し、状況を悪化させないため万全を期すよう」指示した。 北朝鮮側は23日午前、韓国軍の訓練に対し、「射撃を行えば黙っていない」とする内容の通知文を送っていたという。 NLL付近の海域では南北間の銃撃戦がこれまでにも起きているが、民間人が被害を受けた陸地への砲撃は1953年の朝鮮戦争休戦以降来初めて。北朝鮮は今年1月と8月にもNLL付近の海域に砲撃を加えていた。