功績を認められずに終わる麻生政権
政治には必ず功罪の両方が存在します。明日で麻生内閣は総辞職しますが、麻生総理の功績を認めようとする人が少ないのは、極めて残念です。党利党略に動いてきた民主党とは対極で、経済政策や海上自衛隊のソマリア沖派遣、北朝鮮対策などと政策重視を貫いてきました。その代償の一つとして、今景気は回復しています。これは偶然ではなく、麻生内閣の功績なのです。もっと評価されてもよいことがあるにも関わらず、カップ麺の価格が間違っていたとか、漢字を読み間違えたと言うことばかりテレビでは報じられていました。テレビではわけもわからない芸能人に「あほう太郎」と呼ばれるなど、普通なら名誉毀損で訴えられるようなことが世間では横行してきました。しかし、これに対しても麻生総理は特に文句も言わず、ひたすら耐えて来られました。そして、衆院選惨敗後、マスコミのぶら下がり取材に対して、回答拒否しただけで更にマスコミから叩かれて、本当に気の毒だったと思います。今、これを読まれているあなたにあえて問います。あなたは、同じ状況に置かれればどう動きますか。国民全体からのいじめに対して、あなたは1年間耐えられますか。総理大臣も一人の人間なのです。日本では組織のトップに対する根拠のない批判が多いですが、総理大臣も一人の人間です。相手が総理大臣でもあほう太郎と呼べば名誉毀損です。総理大臣だからと言って皆がよってたかっていじめても良いと言う道理はありません。ましてや、麻生総理は、国民の為に政権の延命よりも政策を重視したのです。その恩を仇で返した多くの国民に人の道を語る資格はありません。 鳩山政権は既に日本国民に牙を向き始めています。温室効果ガス25%削減もその一つです。徐々に、日本国民の首を絞めて言っていることに早く気付いて下さい。傷の浅いうちに一日も早く民主党政権を終わらせないければなりません。