|
テーマ:今日のワイン(6005)
本日のワインは、シェメン・ソーヴィニョン2008年、生産者はテルチッチ・マティアズです。コッリオの生産者で素晴らしい白の作り手です。シャルドネ、ソーヴィニョン、ピノ・グリージョ、リボッラジャッラ、フリウラーノに加え、フリウラーノとマルヴァジアイストリアーナの混醸(と赤)を造っていますが、最初の3種にはクリュワインを生産しています。こちらはそのソーヴィニョン、2008年からの生産ということでファーストリリースものです。 さて、感想です。 グレーかかったライトイエロー。グラスからはパイナップルやバナナ等の南国系果実の香り、そしてレモンや猫のおしっこ(←最近表現されませんね(笑) 口に含むと、桃やピンクグレープフルーツな果実味。ハーブ、ミネラル、そして柔らかなヴァニラ。まろやかでまったり、そしてパワーもあるのだけど、でもちゃんと伸びのある酸が引き締めているのでとてもよい余韻で収束していく感じがします。良い意味での骨太ワインで、複雑味を楽しむというより、ただ純粋に高濃度で華やかな柑橘等のフルーツ香と酸のハーモニーを楽しむワインだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イタリア~フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア] カテゴリの最新記事
テルチッチ・マティアズのワイン、先日ワイン会でベーシックレンジですがピノ・グリージョを飲みました!
それも確かに、骨太で濃度とパワーを感じるワインだったかなと。 こちらは9年経過していますが、まだ瓶熟可能性もありそうですね。 (2017.07.01 00:14:07)
こんばんは、ぱんだしゅりけんさん。
ピノグリ飲まれたのですね!私は未だありませんが、こちらのピノグリでしたら、キュッと冷やして頂くというよりも、しっかりとコクを楽しむワインなのかな?と想像します。 詳細なレポート、楽しみにしています! (2017.07.03 23:11:21) |
|