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カテゴリ:川柳その他定型詩
今日も句会でした。
選ばれたのは、2句。 ・抱きしめて寒いの寒いの飛んでいけ(寒い) ・こじれないように本音は日記だけ(こじれる) まあ、いいんですけれどね。 先日、現代川柳なるものを読みました。 これが、非常に面白い。 例会の川柳は、いわば江戸時代以来の伝統川柳。 昭和・平成の柳多留ともいうべきものです。 寸鉄釘を打つおかしみや鋭さはあるけれど、のんきと言えばのんき。 これに対して、現代川柳は、いわば一行で書く現代詩。 たとえば昔こんなのを例会に出しましたが、没でした。 ・緋の月のしたたるように薔薇(そうび)落つ 認めてもらえないんでしょうねえ。 今日没になった句で言えばこんなの。 ・俺みたくなるなとあばた面の月(将来) ・寒いかねわしゃ暑いよと地球殿(寒い) ・大国のエゴこじらせた地球熱(こじれる) ・命日の三日月祖父の顔に似る(雑詠) そんなに悪い句とも思えないのですが。 もっと「素直」な、生活実感句が例会では受けるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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