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カテゴリ:川柳その他定型詩
今日選ばれたのはたった一句でした。
・あのひとの澄んだ瞳にほれました(澄む) ストレートな句です。 しかしほかの人のこんな作品も入選していました。 ・澄んだ眼にほれて結婚したけれど(澄む) 笑いを誘ういい句です。 どちらがいいか、好みにもよるでしょうか、より川柳的なのは後者の方でしょう。 川柳の道はなかなか難しい。 ユーモアがあり、人情味がなければなかなか認めてもらえません。 もっとも選者が高齢者なので、どうしても老齢の句が選ばれる傾向があるのは否めないところです。 …ところで。 最近の自分の日記を読み返してみましたが、新年に入ってから、自分の自閉的傾向も含めていわゆる「自閉症」関係のトピックが多いようです。 はたして不具が高機能自閉症またはアスペルガー症候群に当てはまるのかどうか、判断は難しいところです。 ただ、いわゆる「典型的」な自閉症であれば、川柳などの創作はかなり厳しいかもしれません。 なぜならいわゆる自閉症者は「他者のありよう」についての想像力に欠け、社会性に欠け、ユーモアや人情をあまり解さないと考えられるからです。 それなのに不具はまあ人に認められる「作品」として川柳を発表しています。 もしこれで自閉症だとしたら超高機能なのかもしれません。 まあ人によっては「非言語性学習障害」でしょ、といわれるかもしれませんが。 まあ、レッテルはどうでもいいのです。 多少の創作活動ができるからといって、自分の「自閉的傾向」に目をつぶろうとは思いません。 人が肯定しようと否定しようと、それは厳として存在するのですから。 不具は一生それとつきあっていかなければいけないのですから。 本日の落選句。 ・チョコレートどっさりもらうはずでした(予定) おどけた笑いを誘う句だと思うのですが、はて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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