スラプスティック絶好調。まるで筒井康隆のようだ。表題作の他、「女難の季節」「はだかの部屋」「殺意の家」「ああ祖国よ」。登場人物の固有名詞のあるものとないものがあるが、あるとメロドラマになり、ないと寓話的になる。作者もそのあたり計算しているのだろう。
個人的には「キューピッド」、運命論的な「手紙」、「古代の神々」あたりが多少なりともSF味があって好みである。
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Last updated
2009.09.23 17:50:53
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